ピアノの初心者向け練習曲はどんな曲?ジャンルごとに解説!
ピアノをはじめてみようと思って独学するにしても習いに行くにしても、どんな曲を練習すればよいと思いますか?
最初から難易度の高い曲を選べば、つまづいてばかりで、なかなか上達しません。
ですから初心者はやはり簡単な曲から練習するべきです。
今回はピアノの初心者向けの練習曲について解説しています!
Contents
ピアノの初心者の練習方法
ピアノを弾くためには、楽譜を読む必要があります。
楽譜を読むとは大きく分けて2つあります。
・記号を読む=音の強弱や速さなどの記号を読むこと
まずはピアノを弾く前に音符を読めるように練習し、音符とピアノの音を一致させます。
記号は曲を弾きながら覚えていくと良いでしょう。
ピアノの初心者の練習曲の選び方
大人になってからピアノを学ぶ方は、目的が自分の楽しみの為であって、音大に行きたいとか、ピアニストになりたいわけではないでしょう。
自分の楽しみの為ならば、番号だけの練習曲ではなく、タイトルのある曲を練習するほうが、楽しみながら練習できますし、長続きするので、上達も見込めます。
ピアノ初心者は、楽譜を見ながら手元を見ないでピアノを弾くことになれる必要があるからです。
大人のピアノ初心者の練習曲は、大きく分けて、クラシックとポップスに分けられます。
おおむねポップスとは、クラシック以外のものと言う意味で使われることが多いです。
ポップスの場合、楽譜にコードが書いてあることがほとんどなので、左手は音符通りに弾かずにコード、つまり和音で弾くとヘ音記号の音符を読み必要がないので、初心者に向いています。
耳馴染みのある曲ならば、リズムも取りやすいので練習しやすいのです。音符を読むことに慣れ、記号も少しずつ理解できるようになったら、左手も音符で弾く練習をします。
ピアノの初心者の練習曲~ポップス編~
ピアノ初心者の練習曲は具体的にどんな曲が良いのでしょうか。
ポップスの場合、オススメはディズニーです。
「小さな世界」や「星に願いを」など、誰もが聞いたことのある曲の初心者向けの楽譜がたくさん販売されているからです。
ピアノ初心者の練習曲は黒鍵を使わず、白鍵だけで弾くことのできるハ長調の曲からスタートするのが良いです。
「小さな世界」も「星に願いを」もハ長調ですし、比較的ゆっくりなテンポなので、楽しんで練習することが出来ます。
ディズニーなら、子供向けに書かれた楽譜であっても、大人も楽しめます。ポップスは、練習を重ねて憧れの曲を弾けるようになりたいと目標を持ちやすいのも良い点です。
ピアノの初心者の練習曲~クラシック編~
ピアノ初心者の練習曲はクラシックならば、次の3曲がお勧めです。
「トルコ行進曲」
「エリーゼのために」
いずれも黒鍵を使わないハ長調の楽譜があること、スピードがそれほど早くないこと、曲が長すぎないことから、ピアノ初心者の練習曲にふさわしいのです。
クラシックの場合は、右手も左手も音符が書かれていますので、まずは右手だけ、左手だけ練習し、次に両手で練習します。
慣れてくると、初めて見る楽譜でも両手で練習をスタートすることが出来るようになります。
学校の音楽の時間に聞いた曲やフィギュアスケートで使われた曲など、聞き馴染みのある曲の中から、ハ長調でゆっくりな曲を選びます。
ハ長調の曲を十分に練習してから、黒鍵を使うシャープやフラットがひとつのものへと進みましょう。
ピアノの初心者向け練習曲は?【まとめ】
ピアノ初心者の練習曲は、聞き馴染みのある曲で、黒鍵を使わないハ長調のもの、ゆっくりしたスピードのものが良いでしょう。
楽譜を見ながらピアノを弾くことになれる必要があるからです。
ポップスなら、「小さな世界」や「星に願いを」などのディズニーの曲が良いでしょう。
クラシックならば、「新世界より~家路~」「トルコ行進曲」「エリーゼのために」が良いでしょう。
聞き馴染みのある好きな曲を弾けるようになりたいと目標を持つと、早く上達します。