ビジネス書は何を読もうか?そんなあなたにおすすめする経営者が生き方を教えてくれる一冊!
はじめに
ビジネス書の中には経営者の生き方をまとめたものが多く発売されています。
私はこのような会社の経営者について書かれたビジネス書が特に好きですし、
おすすめしたいと考えています。
私が経営者について書かれたビジネス書をおすすめする理由は2つあります。
(1)経営者の生き方が分かりやすくまとめられているので
自分の生き方を振り返ってこれからはこうすればいいのかと
はっきりとした目標が立てられます。
(2)経営者には変わった考え方をされる方が多いので読んでいて楽しく、
思いがけないアイデアをいただく事もできます。
ここまで私が経営者について書かれたビジネス書をおすすめする理由を書きました。
その中から今回おすすめしたい一冊が『生き方』です。
このビジネス書がなぜおすすめなのか?その理由と読み終えて私が変わった点を3つ書きます。
Contents
●京都セラミックの経営者だった稲盛和夫が人生の中で大切にしてきた事が書かれています。
京都セラミックの経営者だった稲盛和夫が
人生の中で大切にしてきたのは人間として正しい事をするという考え方でした。
その人間として正しい事について具体的にどう考えてどう行動すればいいのか?が書かれています。
私はこの本の一番大きなテーマの「人間として正しく生きる」という一文を読んで
「この本は読んでいて痛い思いをするな」と思いました。
その理由は私が「人間として正しく生きています」と胸を張って言えなかったからです。
与えられた仕事は終わらせるし、ルールは守っています。
ただ自分の事しか考えて行動しないのでそれが正しいとは思えません。
そんな自分を変えたいと思ったのでこの本を買いました。
そして読み終えた時には生まれ変わったような気持ちになりました。
人間として正しく生きるために今からできる事を考えられるようになったのです。
この本を読んでいて今の自分を振り返り「これはいけない事をしているな」と見つける事が多く
これからどうすべきかがとても良く分かりました。
●何が起こるか分からない今の時代を生きるために、どんな心でいればいいのか教えてくれます。
コロナ禍は通り過ぎましたが物価は上がり続ける状況は続いていて
将来に不安を感じ何をすればいいのだろうと人生という道に迷う人は多いでしょう。
この本ではそんな変化の多い時代だからこそ心の中に絶対に曲げない、
変わらないものを持って生きる事が大切だと書いています。
私は逆にこういう時代だから
「変化に対応できるように柔軟でなければならない」と考えていました。
しかしこの本を読んで自分の中で絶対に曲げないもの、
変わらないものを持つ事も大切だと教わりました。
一つの例として食料品を買う時の考え方を挙げます。
私は健康に気を使ってナッツを購入しています。
物価が高まる中で食費を見直していて「ナッツはもう買うのを辞めるか?」と考えていました。
それが私の柔軟な考え方でそれでいいと思っていました。
しかしこの本を読んで自分の中で絶対に曲げないものとは何か?
そう考えて思いついたのはまず健康で楽しく生きる事でした。
ナッツを買うのを辞めれば食費は減ります。
しかし食べて得られる体の健康と食べるのを楽しみにしている心の健康をすり減らす事になると思いました。
絶対に曲げないもの、変わらないものを持つ事は自分に本当に必要な物を見極めるためにとても大切だと感じました。
●働く事は正しく生きるためにとても大切だと教えてくれます。
この本では働くことは正しく生きるためにとても大切だと書いています。
世間では仕事の時間を減らして自分らしく生きる事が良いとする考え方が多いので読んでいて意外に感じました。
私は「人として正しく生きるには仕事を頑張りすぎず心に余裕を持っていた方がいいのではないか?」と思っていたので
「本当にそうだろうか?」と疑問に思いました。
しかし全ての内容を読み終えると働くことは意識していないところで
自分の成長につながるという事を知りました。
私の仕事は「単純作業なので身についているものはない」と思っていました。
この本を読んで気づかない間に自分の成長になっていると知って
飽きている仕事でも続けて頑張ろうという気持ちになりました。
●まとめ
ここまで『生き方』をおすすめする理由と読んで私の考え方が変わった事を書きました。
「自分を変えたいが何から始めたらいいだろうか?」
「これからどうやって生きて行ったらいいだろうか?」
そう悩んでいる人が良く生きるための地図になる一冊だと思います。
このビジネス書を読んであなたも自分が生まれ変わる感覚を味わっていただけると幸いです。