トイプードルの寿命のギネス記録は?平均的な寿命やかかりやすい病気とは?
小型犬の中でも人気の犬種のトイプードルですが、
比較的長生きする犬種とも言われています。
この記事ではトイプードルの寿命のギネス記録や平均寿命について見ていきたいと思います。
わんちゃんにまつわるギネス記録も調査しているので
ぜひ最後までご覧ください!
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トイプードルの寿命のギネス記録は20歳160日です。
アメリカで1993年7月〜2014年5月まで生存していたSeamusという
トイプードルの記録が残されています。
呼び方はおそらくシェイマス。
ギネス最高齢のわんちゃんはオーストラリアン・キャトル・ドッグという犬種で
なんと29歳160日まで生存していた記録が残されています。
ではトイプードルの平均的な寿命はどのくらいなのでしょう。
ペットの保険会社による犬種別の平均寿命は以下の通りです。
2位ミニチュア・ダックスフンド トイプードル 14・7歳
4位柴犬 14・5歳
5位パピヨン 14・4歳
6位ジャックラッセル・テリア MIX(10キロ未満)
8位ウエスト・ハイランド・ホワイトテリア 14・2歳
9位カニーンヘン・ダックスフンド 14・0歳
10位MIX(10キロ以上20キロ未満)
小型犬は比較的長生きと言われますが、
トイプードルはその中でも寿命が長い犬種のようですね。
見た目の可愛らしさや抜け毛が少なくアレルギーのある方でも
飼育が可能と言われ人気の高い犬種でもありますが、
せっかく家族になったのならなるべく長生きして欲しいですよね。
トイプードルはどんな病気になりやすいのか知っておくとできる予防もあるはずです。
トイプードルがなりやすい病気
膝蓋骨脱臼(パテラ)
小型犬に多い、膝蓋骨という膝の骨が内側や外側に外れしてまう(脱臼)状態です。
生まれつきなりやすい子が多く、滑りやすいフローリングや
膝に負担のかかる肥満には気をつけましょう。
パテラが悪化すると関節炎が進行して将来的にうまく歩けなくなったり、
靭帯が切れてしまう危険性があります。
外耳炎
耳の穴から鼓膜までの外耳というところに炎症が起こる病気です。
トイプードルは耳が垂れているため、
耳の中が蒸れやすく細菌などが繁殖しやすいため外耳炎になりやすいです。
病院やトリミングで定期的に掃除をしてもらって清潔な状態を保ちましょう。
骨折
骨が細い割に運動量が多い犬種のため、骨折が多いとされています。
椅子などの高いところから飛び降りたり、
抱っこしていて落としてしまったり、ちょっと踏んでしまったりしただけで
骨が折れてしまいます。
特に小さいお子さんは力の加減が難しい場合もあるので、
一緒に遊ばせるときは注意しましょう。
低血糖
血液の中の糖分が少なくなってしまう状態のことです。
元気がなくなったり、ぐったりしてしまったり、けいれんが起きてしまうことがあります。
5歳以上のトイプードルは低血糖になりやすいと言われています。
いつもより元気や食欲がないなど少しでも異変を感じたら病院を受診しましょう。
進行性網膜萎縮症(PRA)
目の中にある網膜の、光を吸収するための細胞に障害が起きてしまい、
目が見えなくなってしまう遺伝的な病気です。
PRAにかかりやすい犬種はミニチュアダックスやトイプードルと言われています。
進行性網膜萎縮症(PRA)の初期の症状は夜間に視力が低下することが多く、
暗い環境でおもちゃなどに反応しない、暗い場所へ行きたがらないなどがあります。
わんちゃんの長生きの秘訣は健康的な生活や、病気の早期発見だと思います。
人間も同じですが、わんちゃんたちは自分の不調を言葉で訴えることができません。
いつも一緒にいる飼い主さんが少しの異変に気づくことができるので、
わんちゃんの寿命を伸ばせるかどうかは飼い主さん次第ではないでしょうか。
犬にまつわるギネス記録
ギネス記録とは、世界のありとあらゆる分野の世界一の記録を集めて書籍にしたものです。
その中で犬にまつわるギネス記録を見ていきましょう!
世界一背が高い犬
2011年10月にギネス登録されたのはグレートデンの「ゼウス」。
グレートデンは超大型犬に分類されますがその中でもゼウスは特に大きかったようです。
グレートデンは体長と体高がほぼ同じ長さで、オスだと80センチ以上、
メスは72センチが標準とされています。
ゼウスは体高が111、8cmで二本足で立ち上がると223㎝という驚くべき大きさでした。
成人男性でも軽く超えてしまう高さです!
世界一背が低い犬
2013年に世界一背が低い犬としてギネスに認定されたのは、プエルトリコのチワワMiracleMilly(ミラクルミリー)です。
なんと体高は9.65㎝!超小型犬と言われるチワワの中でもひときわ小さいサイズです。
真偽は不明ですが体重が450gとも言われているそうです。
世界一尻尾の長い犬
ベルギーのKEON(キオン)は2015年に世界一尻尾の長い犬として
ギネスに認定されたアイリッシュウルフハウンドです。
尻尾の長さは76・8㎝と中型犬くらいの長さがあります。
アイリッシュウルフハウンドは体高が高い犬種のため体も大きく、
キオンの前にギネス記録を保持していたのもアイリッシュウルフハウンドだったようです。
世界一舌の長い犬
アメリカのBRANDY(ブランディ)は舌の長さが43㎝もあるボクサーのメスでした。
2002年に他界してしまったため、
世界で史上最も舌の長い犬としてギネスに認定されています。
存命している世界一長い舌を持つ犬はアメリカのセントバーナードの
メスMOCHI RICKERT(モチリッケルト)です。
舌の長さは18・58㎝で2016年にギネスに認定されました。
18㎝でも長いと感じますがブランディの43㎝は驚異的な長さですよね。
世界一耳の長い犬
アメリカのTIGGER(ティガー)はブラッドハウンドという犬種で右耳が34・9㎝、
左耳が34・2㎝あり2004年に最も耳が長い犬として認定されました。
ブラッドハウンドは大型犬で垂れ耳の犬種なので、
耳も大きめですがそれにしても長いですね。
しかし2009年にティガーが他界してからは世界史上最も耳が長い犬として
ギネスに認定されており、現存する最も耳が長い犬はアメリカのHARBOR(ハーバー)が
2010年に認定されました。
ハーバーはブラックアンドタンクーンハウンドという猟犬がルーツの犬種で、
こちらも大型犬で垂れ耳です。
ギネス記録はなんでもありなのでこういった身体的な特徴の他に、
世界最大規模のグルーミングレッスン記録や世界最大規模で同時に
犬を歯ブラシをした記録など様々です。
もしかしたらうちの子もギネス記録に挑戦することができるかもしれません!
まとめ
最近は昔のように外で飼う家が減り、室内犬として飼われることが増えたため
わんちゃんの寿命も長くなっています。
わんちゃんの生涯が幸せなものになるかどうかは飼い主さん次第です。
15年、20年一緒にいることを見据えて計画的な飼育をしていきましょう。