ツーリング向きのおすすめの大型バイクや楽しみ方
●大型バイクって一体どんなバイク?
昨今の日本ではバイク市場が活発で、コロナの影響もあり
3密を避けられるとしてツーリングに行かれる方が増えております。
一概にバイクと言っても、排気量によって免許の区分が変わりますが、
今回紹介するのは大型二輪免許です。
排気量が400㏄を超えるバイクは大型二輪に分類され、
250㏄や400㏄といったバイクと比べて、
エンジンが大きいため高速道路ではスムーズに合流でき、
巡航速度でのエンジンの振動も少ないので疲労感も少ないと思います。
●大型バイクの中でもツーリング特化!ツアラーバイク
大型バイクにも種類がたくさんあります。
ツアラータイプのバイクはまさにツーリングに特化したバイクです。
長距離を走るために作られているため、
収納や疲れにくいシートや乗車ポジションにより、
ロングツーリングでかなり活躍します。
今回は3車種紹介します。
HONDA CB1300 SUPER BOLD‘OR
ホンダが作っている大型ツアラーバイクです。
筆者も乗ったことがあり200㎞ほどツーリングに行きましたがもう最高です。
その時はタンデムでツーリングしましたが、
相方もほとんど疲れず楽しんでいました。
また電子制御のおかげで下手なスロットル操作をしても
約1300㏄の大排気量にもかかわらず吹っ飛んでいく感じはなく乗りやすいです。
ヘッドライト回りを覆うフェアリングは高速道路で力を発揮します。
100㎞巡行で上半身に来る風がほとんどないです。
車重は274キロありますが、シート高が740㎜と低いので
立ちごけの心配もなさそうです。
2021年モデルはLEDヘッドライト、
電子制御スロットルを採用しライディングモード(三段階)の切り替え、
クルーズコントロールの装備などツーリングに最適な装備が充実しています。
個人的なおすすめポイントは、初めてでも気軽に乗れちゃう、
もっと遠くへ行きたくなる。カスタムパーツも豊富でいろいろ楽しめます。
価格は2023年モデルで1,672,000円~
SUZUKI隼 GSX1300R
かつて世界最速を誇った伝説をもつ、SUZUKI 隼です。
一見すると大柄なフェアリングとセパレートハンドルで
レーサーのようなイメージで、スポーツツアラーと呼ばれています。
このバイクも乗ったことがありますが、とにかくデカい速いです。
フルカウルということも相まって高速道路での性能はとても良くまさに人馬一体。
車重も264㎏でシート高が800㎜と少し高いですが、
スズキ独自のS.I.R.Sスズキインテリジェントライドシステムにより
ライダーのサポートをしてくれます。
個人的にいいなと思ったのは、ヒルホールドコントロールシステムで
上り坂での停車時に自動的に30秒ほどリアブレーキを作動して
再スタートを補助してくれるものです。
上記のような電子制御が詰め込まれてハイテクバイクです。
個人的なおすすめポイントは、スピードが出ちゃうバイクなので
どこまで自制できるかの戦い、圧倒的な所有欲を満たしてくれる所です。
価格 2,160,000円~
ヤマハ FJR1300AS/A
ヤマハが作ったツアラーバイクです。キャッチコピーの週末は遥か彼方へ。
が個人的に好きです。車体重量は296㎏でシート高が805㎜と高めではありますが、
トルクフルなエンジン特性、高速での巡行の性能、
快適なツーリングにもってこいの一台です。
排気量は1297㏄で比較的穏やかなエンジン特性になります。
見出しのASとAはグレードの違いでASはクラッチ操作不要で
シフトチェンジができるYCC-SやLEDコーナリングランプなどが付いた
上位モデルとなります。
このバイクのすごいところは電動スイッチによるフロントスクリーンの上下、
約130㎜調整できるのでツーリングシーンでの状況によって
使い分けたりできると思います。
またパニアケースが似合うバイクなのでバイクでありがちな
積載量問題やツーリング先でのお土産も買うことができますね。
個人的におすすめポイントは、不人気なところ。
ツーリングには確実にいいバイクです。
不人気だからこそ個性が出ていいと思います。カスタムパーツも豊富にありますし、
エンジンも初めての大型でも余裕で乗りこなすことができると思います