ダイエット中の眠れない理由はコレ!原因の解説と対策方法
ダイエット中、夜の寝つきが悪いと感じたことはありますか?
原因は体内ホルモンや生活リズムの乱れ。
これは寝つきが悪くなるだけでなく、
食欲を増大させる原因にもなります。
節制や過度な運動、体のメカニズムによる眠気の抑制は
一体どのように対処していけばよいのでしょうか。
今回の記事では、ダイエット中の眠れない原因と対策について解説していきます。
ダイエット中の寝つきが悪いと悩んでいる方の参考になれば嬉しいです。
Contents
●ダイエット中の「眠れない」原因は食事制限
ダイエット中の眠れない原因として一番に思い付くのは「ストレス」です。
節制や過度な運動がストレスに感じている場合、
それが原因となり、睡眠の妨げになっているのかもしれません。
「メラトニン」という、眠気を促すホルモン物質があります。
メラトニンの原料は「セロトニン」で、
トリプトファンというアミノ酸から作られています。
トリプトファンは乳製品や肉類などに含まれているので、
食事制限や糖質制限といったダイエット方法を取り入れている人は、
メラトニンが不足している状態になり寝つきが悪くなっている可能性があります。
バランスの良い食事をすることもダイエットで大事なことのひとつです。
過度な食事制限はやめるようにしましょう。
●運動も「眠れない」原因のひとつ
夜眠れないと感じるもう一つの原因として考えられるのは、寝る前の運動です。
ダイエットをしている大半の人は、仕事終わりの夜にランニングやウォーキング、
筋トレといった運動をしているのではないでしょうか。
実は、運動をすると交感神経が優位になるので、
眠気が抑制される可能性があります。
激しい運動は特に眠気を妨げる為、
寝る前の運動は軽めのストレッチにするのがおすすめです。
一番適切な運動時間は夕方とされており、
質の高い睡眠がとれると言われています。
もしくは入眠の3時間前に軽めの有酸素運動をすると、
寝床に入るタイミングでリラックスでき副交感神経が優位になるので、
質の高い睡眠にな
りやすいです。
●眠れない夜を無くす為の対策方法
過度な節制、寝る前の激しい運動に気をつける以外にも、
すぐにできる簡単な対策があるので紹介していきます。
*寝る前の腹式呼吸
自律神経を刺激し、副交感神経を優位にしリラックス効果を
得ることができる腹式呼吸。
睡眠障害を持つ人の睡眠の満足度が
上がったという研究結果も実際にあるのです。
(1)背筋を伸ばし、肩を少し後ろに動かすように胸を開く
(2)へそが凹むように、鼻から息をゆっくりと吐き出す
(3)お腹の力を抜き、3~5秒程鼻から息を吸う
(4)口からゆっくりと息を吐く
10回程やると効果的です。
*アロマでリラックス
アロマを焚くとリラックス効果があるのはご存じかと思います。
実際に、嗅覚から自律神経を刺激することで、
副交感神経を優位な状態にする効果があると考えられています。
自分好みの好きな香りで、寝る前のリラックスタイムを楽しんでください。
*寝る前の入浴
体温が上昇してから低下するタイミングが、眠気がくるタイミングです。
寝る前の入浴はリラックスできる効果もあり、丁度体温が低下してくる頃に布団へ入ることができるので質の高い眠りが期待できます。
*温かい飲みものを飲む
白湯や生姜湯、ホットミルク等の温かい飲み物は、
リラックス効果が得られるのでおすすめです。
スープ等も空腹を紛らわすことができるので良いですよ。
逆にコーヒーや緑茶のようなカフェインを含むものは、
覚醒作用があるため、寝つきが悪くなってしまう原因になります。
飲むものに気を付けて、寝る前のリラックスタイムを楽しみましょう。
●まとめ
いかがでしょうか、今回はダイエット中の眠れない原因や対策についてお話しました。
原因として考えられるのは、過度な食事制限と寝る前の激しい運動による
体内リズムの乱れです。
メラトニンが不足することで寝つきが悪くなったり、
激しい運動により交感神経が優位になってしまっている可能性が考えられます。
栄養を考えバランスの良い食事をとること、
なるべく夕方か寝る3時間前には運動を終えリラックスできる環境を作りましょう。
寝る前に入浴する、温かい飲みものを飲む、アロマを焚く等、
副交感神経が優位になるようにリラックスすることも効果的です。