ダイエットをして生理がこない人はたくさんいる?その原因と改善策とは?

ダイエットをしている女性で生理がこないという経験をされている方は、
意外と多いようです。

生理がこないというのは、女性にとって大きな不安要素ですよね。

私は周期があまり乱れないほうですが、
少しでも遅れたりするとあれ?と思ってしまいます。

では、なぜダイエットをして生理がこなくなってしまうのでしょうか。
その原因とどうしたら未然に防ぐことができるのか、詳しく見ていきましょう。


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●生理がこない原因とは?

*体脂肪率が減りすぎたため

まず原因として考えられるのは、体脂肪が減りすぎていることです。

ただこの原因が当てはまるのは、アスリートなど普段から運動をされているような、
体脂肪率が15%以下の方々です。

15%以下だと半分、10%以下だとほとんどの方に生理がこなくなるようです。

*急激な減量を行ったため

ダイエット中で生理がこない方の原因の多くが、体重の落としすぎのようです。

急激なダイエットで、身体が命の危険を察知すると、
まず初めに切り捨てられるのが生理なんだそうです。

生理は生きていくために必須の現象ではなく、
身体にとって優先順位の低い現象だからです。

生理がこないことによって、身体が命の危険を感じ始めていることは間違いないので、
見直す必要がありそうですね。

*イソフラボンを摂りすぎているため

大豆イソフラボンを摂取しすぎることが、
生理不順を起こす原因になることもあるようです。

イソフラボンは女性ホルモンと似た構造をしているため、
摂りすぎてしまうと、女性ホルモンの分泌を止めてしまう可能性があるためです。

●ダイエットをして生理がこないと何が起こるのか?

*女性ホルモンの低下

生理がこなくなると、女性ホルモンが減ります。女性ホルモンは肌や体型を作るうえで
重要となるものです。

これが低下してしまうと、しわやたるみの原因になったり、
抜け毛が多くなったり、いいことは1つもありませんね。

*骨粗しょう症のリスクの上昇

女性ホルモンの低下によって、骨粗しょう症のリスクが上がってしまうそうです。

女性ホルモンは骨の新陳代謝にも関わっているため、
低下によって骨のライフサイクルがうまくいかず、骨密度の低下につながるようです。

*未成年の場合不妊のリスクも上昇

発達段階の中高生で、ダイエットをして生理がこなくなってしまった場合、
不妊のリスクがかなり上がります。

特にこの時期は女性ホルモンの分泌が増加傾向にあり、
生理も女性ホルモンを上げるために大きな役割を担っています。

そのため、生理がこなくなると、
不妊のリスクが上がってしまうというわけです。

●ダイエットで生理がこなくなってしまった場合の改善策とは?

*減量から体重維持に切り替える

体重の急激な減少は、生理がこないことと大きく関係します。
女性ホルモンの低下にもつながりますので、一度減量をストップして、
体重を維持するよう切り替える必要があります。

もしそれでも生理がこない場合は、
医療機関へ相談したほうがいいかもしれません。

*ストレスを解消する

ストレスは生理不順を起こすだけでなく、ダイエットにも悪影響を及ぼします。

ダイエットによってストレスが溜まっているようであれば、
ストレスを発散させることが重要です。

例えば、好きな音楽を聴いてみたり、カラオケに行ったり、
散歩をしてみたりと、自分に合ったストレス発散法を見つけておきましょう。

*大豆の摂取量が多い場合は一旦ストップする

あまり体重を落としていない、ストレスも強くないけど、
生理はこない…という場合は、大豆製品の摂りすぎの可能性があります。

大豆イソフラボンの適正量は1日70~75mgだそうです。
これは豆腐一丁分に相当します。

これ以上食べているという方は、一度見直したほうがよさそうですね。

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●まとめ

ここまで、ダイエットをして生理がこなくなってしまう原因や
改善策について見てきました。

生理がこないというのは、女性にとって精神的にも
身体にとってもいいことではありません。

ダイエットだけに気を取られず、心身ともに健康でいられるよう、
おかしいなと思うことが少しでもあるのであれば、
一度立ち止まってゆっくり考えてみましょう。

無理せず自分に合ったダイエットが1番です。

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