タランティーノ監督作にブルース ウィリスは出演しているのか？
zaku0909タランティーノが監督を務めた1994年公開の映画
『パルプ・フィクション』にブルース ウィリスが出演しています。
タランティーノが1991年公開の映画『レザボア・ドッグス』に続いて
手掛けた作品で、第67回アカデミー脚本賞を受賞しました。
1930年代から1940年代にかけて流行した大衆向け雑誌の犯罪小説を基に、
3つの物語を斬新な構成で描いています。
ブルース ウィリスは八百長の試合を引き受けながらも、
勝利を収めるブッチという名前の落ち目のボクサーを演じています。
●1：ジョン・トラボルタがスターに返り咲いた犯罪映画
タランティーノ監督を務め、ブルース ウィリスが出演した映画
『パルプ・フィクション』でギャングのビンセント・ベガを演じていたのが
ジョン・トラボルタです。
ジョン・トラボルタはアメリカ・ニュージャージー州でイタリア系アメリカ人の父親と
アイルランド系アメリカ人の母親との間に生まれました。
幼い頃からダンスト演技を習い、1973年にブロードウェイの舞台に立ちました。
1975年に『魔鬼雨』（まきう）で映画デビューし、
1976年の映画『キャリー』に出演します。
1977年の映画『サタデー・ナイト・フィーバー』で
アカデミー主演男優賞にノミネートされて一躍スターの座に上り詰めます。
オリビア・ニュートン=ジョンと共演した1978年のミュージカル映画『グリース』、
1980年の映画『アーバン・カウボーイ』のヒットでさらに人気を得ます。
『サタデー・ナイト・フィーバー』の続編である1983年の映画『ステイン・アライブ』が
酷評され、オリビア・ニュートン=ジョンと再度共演した1983年の映画
『セカンド・チャンス』が興行的に失敗したことにより人気が低迷していきます。
一時的に役に恵まれないことがありましたが、ジョン・トラボルタのファンである
タランティーノ監督の映画『パルプ・フィクション』に出演したことにより、
再びスターの座に返り咲きました。
『ブロークン・アロー』、『フェイス/オフ』、『マッド・シティ』、
巨匠テレンス・マリック監督による戦争映画『シン・レッド・ライン』、
『将軍の娘/エリザベス・キャンベル』、『閉ざされた森』、
『炎のメモリアル』などにも出演しています。
●2：ブルース ウィリスがタランティーノ監督作で演じた役柄
タランティーノ監督作『パルプ・フィクション』でブルース ウィリスは
落ち目のボクサーであるブッチ・クーリッジを演じています。
ギャングのボスから大金と引き換えにボクシングでの八百長試合を持ちかけられて
参戦を決めますが、ボスの依頼を裏切って試合で勝利を収めます。
八百長を依頼されたギャングのボスからの報復を恐れて、
恋人と共に逃避行を図ります。
タランティーノ監督作の映画『パルプ・フィクション』はオムニバス形式となっていて、
最後まで鑑賞するとストーリーの時間的な順序が明らかになるというものです。
ブルース ウィリスは映画『パルプ・フィクション』を構成する
エピソードのひとつである『金時計』に出演しています。
●3：オスカー俳優が出演している
タランティーノが監督を務め、ブルース ウィリスが出演している映画
『パルプ・フィクション』にはオスカー俳優クリストファー・ウォーケンが
出演しています。
1978年の映画『ディア・ハンター』ではベトナム戦争で精神を病み、
夜のサイゴンでロシアンルーレットに傾倒する青年役を演じてアカデミー助演男優賞を
受賞しました。
1985年の映画『007/美しき獲物たち』ではシリコンバレーを壊滅させ、
マイクロチップ市場の独善を企む社長役を演じ、「007シリーズ」で初めて悪役を演じた
オスカー俳優となりました。
『トゥルー・ロマンス』、『バットマン リターンズ』、『ニック・オブ・タイム』、
『スリーピー・ホロウ』、『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』、
『ジャージーボーイズ』、『アニー・ホール』などにも出演しています。
まとめ
タランティーノが監督と務め、ブルース ウィリスが落ち目のボクサーを演じて
映画『パルプ・フィクション』について解説してきました。
タランティーノ監督作『パルプ・フィクション』はロサンゼルスで発生した犯罪が
オムニバス形式で描かれていき、最後のエピソードまで鑑賞すると
時間の順序がわかるという構成です。
ジョン・トラボルタがスターに返り咲いた作品として知られています。
タランティーノは監督だけではなく脚本も務め、
第67回アカデミー脚本賞を受賞しています。
Follow me!
