ソロキャンプでクーラーボックスって、いらない?いる?季節や用途を考えよう!
食材やドリンクを保冷するのに大活躍なクーラーボックス。
しかし、ソロキャンプの場合は荷物になるし、
そんなに量があるわけでもないので持っていくか迷うところですよね。
筆者は『大きなハードタイプはいらないけど小さなソフトタイプはいるよね』と考えます。
そこで、季節や使用用途を考えて、
キャンプ場の下調べをしておけば最低限の荷物でキャンプに出掛けることができます。
どんなクーラーボックスを買うか迷っている方はぜひ参考にしてみてください。
Contents
●クーラーボックスを持っていくメリットとデメリット
【メリット1】食中毒の予防
夏のキャンプで怖いのは食中毒です。
せっかくのキャンプで体調不良になんてなりたくないですよね。
肉、魚介類は傷みやすく、暗いキャンプ場では食材の変色がわかりづらく、
焚火をしていると食材の異臭にも気付きづらいこともあります。
クーラーボックスでしっかりと保冷し
安全な食材でキャンプ飯を楽しみましょう。
【メリット2】凍結防止
これは失敗から学んだ知識です。
冬のキャンプでは肉や魚介類は外に出しておけば大丈夫と思っていました。
しかし、いざ食べようと思ったら凍ってしまって解凍にも時間がかかった苦い思い出があります。
クーラーボックスに入れておくことで凍結を防ぐことがでます。
【メリット3】生動物からの食材保護
キャンプ場ではいろいろな野生動物が食べ物を探しに現れます。
食材をそのまま置いておくと就寝中に朝ごはんが無くなっているなんてこともあります。
クーラーボックスに入れておけば食材を守る事ができます。
【デメリット】重たくて荷物になる
クーラーボックスは見た目もお洒落でかっこいいものが多いですが、
保冷力の高いハードクーラーは重量が重く、持ち運びが大変というデメリットがあります。
家での保管も場所をとるのが難点です。
車以外でキャンプに行く場合は
積載量に制限があるのでハードタイプは厳しいでしょう。
●どんなクーラーボックスがいい?
ソロキャンプにオススメしたいのは小型のソフトクーラーボックスです。
クーラーボックスにはハードタイプとソフトタイプがあります。
ハードタイプは断熱材が詰まった頑丈なボディの一般的なイメージ通りのクーラーボックスです。
一方、ソフトタイプは軽くて持ち運びがしやすく、
素材は主に「アルミニウム」「ポリウレタン」「ポリエチレン」の3種類になります。
使わないときは折りたたむことが出来るので置き場所に困ることもありません。
最近では保冷力が強いソフトクーラーも多く、
1泊のキャンプであればソフトクーラーでも問題ありません。
普段使いしやすく、持ち運びしやすいのは「トートバッグ型」「リュック型」 です。
通常のトートバッグやリュックとそれほど変わらない外観なので、
日常の買い物でも違和感なく使うことができ、持ち運びもしやすいです。
トートバッグ型は内部の空き容量に多少の融通が利くのもポイントです。
リュック型は両手が空くので、キャンプの時には他のギアも持つことができます。
●クーラーボックス無しで代用できるアイテム
ちょっと攻めたクーラーボックス無しのキャンプをするのなら、
凍らせたペットボトルの水と大きい水筒をオススメします。
凍らせた水は保冷材の代わりになり、溶ければ飲み水になります。
大きい水筒は氷を詰めて持っていけば、
キャンプ場で中の氷だけを取り出しキャンプ場で冷たいドリンクを飲む事ができます。
また、冷やさなくても美味しい食品をキャンプ飯にすることもオススメです。
レトルトやインスタント、缶詰を使用すれば食品が傷みやすい夏でも
クーラーボックス無しでキャンプ飯を楽しむ事ができます。
また、キャンプ場の近くにスーパーやコンビニがあれば現地調達で食材を入手できますし、
キャンプ場に売店があればドリンクや食材を家から持ち込まなくても済みます。
●まとめ
ソロキャンプでクーラーボックスって、いらない?いる?と聞かれたら筆者は、いる派ですね。
小さなソロ用のソフトクーラーボックスの中に
凍らせたペットボトルを保冷剤代わりにして使用します。
夏のキャンプでは熱中症対策に水分はきちんと摂りたいですし、
キャンプに行ったら肉や魚介を焼きたいです。
そして、ゴミを持ち帰る際は、空いたクーラーボックスに入れて運びます。
快適性を求める方は小さなソフトクーラーを一つ用意し、
軽量化を目指す方最低限の荷物だけは用意してクーラーボックス無しでキャンプをするのもいいと思います。