スポーツスター・独立管はデメリットはかりじゃない!!
街中で多く見る単独管。
歯切れの良い音、ルックスに合う音、重厚感のあるハーレーにおいては
車体を買う際に「マフラーも一緒に」と買い換えてしまう方も
多いのではないでしょうか?
単独管はスポーツスターに限らすともハーレーの世界では
多くの方達が愛用しています。
アメリカンという括りでも特に注目されることの多いパーツで、
音量や音質の関係上避けては通れない課題の1つです。
集合管も単独管もメリット、メデリットがありますが、
今回は単独管についてを端的に知り【自分はどのように選びたいか】と
考えられるように記事を書いていこうと思います。
Contents
・メリット
*高回転での出力がアップします。
内容としては排気干渉が減る=排気効率が良くなることで吸気効率も上がるので
エンジンの出力も上がりやすくなるという流れです。
ハーレーの中でもスポーツスターでは高回転まで回す機会が多いと思いますので
単独管にして高回転を楽しみやすくなるのは嬉しいことですね。
*デザインやスタイルの好みに選べる
斜め後ろから見る左右二本出しの車体は圧巻ですよね。
単独管だからこそ作れる見た目は注目を集める場面も多く、
街中でも自然と目がいってしまいます。
・メリット?デメリット?
単独管の1番重要とも言える部分は【音量の問題】【音質の問題】です。
見る方向が違えばメリットにもなるしデメリットにもなるので
どちらにも属すことができない部分です。
*音量の問題
『カスタムするならカッコいいいように』と単独管を選んでしまうと、
耳障りと思えるほど音が大きくなってしまうこともあります。
これでは走っている自分にとっても不愉快で、楽しみたいのに楽しめません。
スポーツスターのような高回転を狙うバイクであれば音が
大きくなり過ぎる場合も考慮しなくてはいけません。
そして音さえ大きければいい!と言う方は少なく、
以下の音質にも悩みが出てきます。
*音質問題
単純に音が大きいだけでは満足できません。
不規則な三拍子の歯切れが良く、自分のスタイルに合った音質。
少し低音が良い、少し高音が良い。
など音質には拘りが多い方も多いと思います。
商品のサイトで動画があれば見てみて
自分好みの音を追い求めることとなるでしょう。
・デメリット
*低速のトルクは下がる
特にスポーツスターの883においては、
かなり大きなデメリットに感じるのではないでしょうか?
馬力・排気量の関係により883のエンジン、
そして車重を考えると低速トルクが下がってしまうと
『もっともたつく感じになるの?』と気になる場面が増えてしまいます。
メリットで紹介した【高回転の出力アップ】を求めるか、
デメリットを考え全体的に出力を楽しむか。
これは自分の走りに応じて決めていく課題となります。
*バランス問題
ハーレーの画像を見ていると右側にマフラーが出ている写真を多く見るかと思いますが、
多くの設計時点でマフラーを右寄せに配置する設計となっており
単独管だからこそ選べる左右の二本出しマフラーは
バランスとしては崩れやすくなることもあるそうです。
左右出しマフラーを乗ったことがある人なら
【右カーブは気にならないけど、左カーブでは深くなってしまう感覚】を
感じたこともあるのでしょうか?
私は体感できなかったのですが調べていたら
出てきたデメリットの1つです。
・自分の選び方の例
高回転の走りを追求したい。
低回転のトルクが落ちるくらいなら今のままにしよう。
音量アップして思いっきり走りたい。
自分の生活エリアにおいて爆音では気になる、けど音量や音質を変えたい。
個々の考えの方向性が決まれば「どんなマフラーにするか」を決めていけます。
近隣との状況を踏まえて、どこに重きを置き、どこは妥協でき、
どのマフラーを選ぶか、これは自身で悩むべき題材ですね。
・まとめ
車種によっても求める違いがあるのでひとくくりに言えませんが
スポーツスターのように高回転までも楽しむことを考えている方には求める先は、
はっきりとイメージしやすいのではないでしょうか?
自分のライフスタイルにあったマフラーを、時間が掛かっても選び抜き、走り出す。
それは何よりもの楽しみですよね。
メリット・メデリットを知ったうえで選び抜かれたマフラーであれば
思い入れも大きく、今よりも一歩でも多く理想のバイクに
なってくれるのではないでしょうか。