スカパーで鑑賞できるスティーブ マックイーン主演映画3本を紹介!
スカパーで鑑賞できるスティーブ マックイーン主演映画を3本紹介していきます。
スティーブ マックイーンといえば美しい立ち姿と彫りの深い顔、
ブロンドに青い目が特徴の俳優です。
己の道を突き進み、決して権力や絶望的な状況に置かれても
屈しない人物を演じる姿には胸が熱くなってきます。
自由を求めてひたすら権力に立ち向かう姿や絶望的な状況に置かれても
希望を捨てない思いを全身から感じさせるスティーブ マックイーンの魅力を
思う存分味わってみてはどうでしょうか。
Contents
●1:オールスター共演! 高層ビルで繰り広げられる人間ドラマ!
1974年公開の映画『タワーリング・インフェルノ』でスティーブ マックイーンは
サンフランシスコに完成した超高層ビルで発生した火災に立ち向かう消防士を
熱演していました。
ワーナーブラザーズと20世紀フォックスという2大映画製作会社が
共同出資で完成させたパニック映画の頂点に君臨する大作です。
映画館のスクリーンで鑑賞することが叶い、
実際に映画館で鑑賞してきました。
瞬く間に超高層ビルに火が広がっていきますが、
まるで火が生き物であるかのように感じました。
超高層ビルに居合わせた人々の人間模様と火災の恐怖、
決死の消火活動に取り組むスティーブ マックイーン演じる消防士の姿は
文句なしの格好良さです。
スティーブ マックイーンの他にウィリアム・ホールデン、ポール・ニューマン、
フェイ・ダナウェイ、フレッド・アステアらハリウッド映画界を彩るスターが
出演していることも見逃せないです。
第47回アカデミー賞で撮影賞、編集賞、歌曲賞を受賞しました。
スティーブ マックイーンとポール・ニューマンという2大俳優が共演する大作
『タワーリング・インフェルノ』ですが、映画冒頭のクレジット順番を
スティーブ マックイーンとポール・ニューマンのどちらを先にするのか
映画スタッフは頭を悩ませたそうです。
名前が先に出てくる俳優が主演であり、複数の名前を同時に表示する場合は
左(上)から右(下)へと序列が決まっているそうです。
スティーブ マックイーンとポール・ニューマンの名前を同時に表示することは
すぐに決まりましたが、どちらを左にするのか悩んでいたそうです。
苦肉の策として、左にスティーブ マックイーン、右にポール・ニューマンという
表示にしながらも、右に表示されているポール・ニューマンを左に
表示されているスティーブ マックイーンよりも上にしています。
2大スターであるスティーブ マックイーンとポール・ニューマンが
共演するだけでも映画ファンとしては胸が躍りますが、
クレジット表示で頭を悩ますほどスティーブ マックイーンと
ポール・ニューマンはスターであることがわかります。
●2:組織に追われる男と女の決死の逃避行!
1972年公開の映画『ゲッタウェイ』では組織から追われて
決死の逃避行を繰り広げる男を演じています。
スティーブ マックイーン演じるドク・マッコイは銀行強盗の罪で
刑務所に服役していました。
マッコイは町の実力者ベイノンの裏工作によって刑務所から仮釈放され、
その見返りとして銀行強盗を命じられます。
マッコイの妻キャロルとベイノンが雇った男たちと共に銀行強盗を成功させますが、ドクとキャロルは裏切りによってベイノン一味から追われる身となってしまいます。
スティーブ マックイーンの俊敏で無駄がない動き、
時折見せる幼さを感じさせる笑顔、苦虫をかみつぶしたような表情を見せています。
演技派俳優というには表情が乏しいスティーブ マックイーンですが、
美しい立ち姿と鋭い視線に魅了されました。
スローモーションを用いた華麗なアクションも披露し、
決死の逃避行を繰り広げる緊張感も加わり、存分に楽しめる映画です。
スティーブ マックイーンの妻役を演じていたアリ・マッグローは
映画『ゲッタウェイ』の共演をきっかけに結婚しましたが、後に離婚しました。
●3:世界で最も過酷と言われるカーレースに命を懸ける男の姿
1971年に公開された映画『栄光のル・マン』でスティーブ マックイーンは
ル・マン24時間耐久レースに出場するカーレーサーを演じています。
スティーブ マックイーン自身、カーレースに対して
人一倍情熱を傾けているほどで、自身が率いる製作会社が作り上げた作品です。
映画全編を通してドキュメンタリーを感じさせ、
セリフは最小限に抑えられています。
実際のル・マン24時間耐久レースの映像と映画のために
撮影された映像を組み合わせたレースシーン、レーサーの緊張感と孤独、
トップ争いが描かれていて、映画を観る側がレース会場にいるかのような
感覚になりました。
『栄光のル・マン』製作過程を描いたドキュメンタリー映画
『スティーブ・マックイーン その男とル・マン』が2015年に製作され、
日本では2016年に公開されています。
まとめ
スカパーで鑑賞できるスティーブ マックイーン主演映画を3本紹介してきましたが、どの作品もスティーブ マックイーンファンの胸を熱くするものばかりです。
特に『タワーリング・インフェルノ』はリバイバル上映で映画館の
スクリーンで鑑賞が叶いました。
燃え上がる炎に挑み、決死の消火活動に取り組む消防士を演じていた
スティーブ マックイーンの姿には男ながらほれてしまいました。
『ゲッタウェイ』もリバイバル上映の際に映画館で鑑賞しましたが、
華麗なアクションと美しい立ち姿を見せたスティーブ マックイーンに
魅了されました。
『栄光のル・マン』も鑑賞したことがあり、
ル・マン24時間耐久レースに興味を持つことができました。