ジョニー デップが参加した「18」とジェフベックについて解説
『18』とは、俳優ジョニー デップが世界的なギタリストのひとりであるジェフベックと
奇跡の共演を実現したアルバムです。
俳優として数多くの映画に出演しているジョニー デップですが、
音楽活動にも取り組んでいることでも知られています。
ジェフベックはファンのみならず他のギタリストにも影響を与え、尊敬も集めています。
俳優としてだけではなく音楽の才能も発揮するジョニー デップと世界的ギタリストである
ジェフベックによる『18』とジェフベックについて解説していきます。
●1:ジェフベックとは誰なのか
ジョニー デップとコラボレーションしたアルバム『18』をリリースしたジェフベックはギタリストです。
エリック・クラプトン、ジミー・ペイジと並ぶ「3大ロック・ギタリスト」のひとりと言われています。
ジェフベック、本名ジェフリー・アーノルド・ベックは1944年6月24日、
イギリス・ロンドン生まれです。
1965年にエリック・クラプトンが脱退したヤードバーズに参加し、
1967年公開の映画『欲望』ではライブハウスのシーンで出演を果たしました。
映画『欲望』で見せたギターを破壊するシーンが有名です。
ヤードバーズを脱退し、1967年に歌手ロッド・スチュアートと共に
「ジェフ・ベック・グループ」を結成。その後B.B.A.(ベック・ボガード&アピス)で活動します。
1975年からソロ活動を開始したジェフベックは
ギター・インスト・アルバムの名作『Blow By Blow』、『Wired』を発表しました。
ジェフベックは表現の幅を広げていく中でファンのみならず
他のギタリストにも影響を与えて尊敬を集め、孤高の存在となっていきます。
1992年にロックの殿堂入りをヤードバーズのメンバーとして果たし、
2009年にはソロで再びロックの殿堂入りを果たしています。
グラミー賞に17回もノミネートされ、8回の受賞歴を誇っています。
『ギター・ショップ』、『クレイジー・レッグス』、『フラッシュ』などのアルバムも
リリースしています。
世界3大ギタリストのひとりであり、ファンのみならず他のギタリストに影響を与え、
そして尊敬を集めていたジェフベックは細菌性髄膜炎によって78歳で亡くなりました。
●2:ジョニー デップとジェフベックの共演アルバム『18』
『18』は俳優としてだけではなく歌手としても活躍するジョニー デップと
世界3大ロック・ギタリストのひとりといわれているジェフベックが
奇跡の共演を果たしたアルバムです。
アルバムにはビーチ・ボーイズ、ベルベット・アンダーグラウンド、マービン・ゲイなどの
名曲カバーが収録されています。
アルバム『18』にはエバリー・ブラザーズ、ジャニス・イアン、ジョン・レノンの
『孤独』なども収録されています。
合計13曲が収録されているアルバム『18』でジョニー デップの歌声と
ジェフベックのギター演奏が思う存分楽しめます。
ジョニー デップとジェフベックがコラボレーションしたアルバム『18』は2022年にリリースされ、
ジェフベックのツアーにジョニーデップも共に参加していたそうです。
ジョニー デップとジェフベックはツアーを共に回る中で友情を深めていたそうで、
ジェフベックの最期にジョニーデップはベッドサイドを訪れていたそうです。
●3:音楽活動を行うハリウッドスター
ジョニー デップと有名ギタリストであるジェフベックがコラボレーションしたアルバム
『18』をリリースされていますが、ジョニー デップと同じように音楽活動を行っている俳優がいます。
1994年に公開された映画『スピード』で一躍スーパースターとなった
キアヌ・リーブスもジョニー デップ同様に音楽活動に取り組んでいて、
1991年に「ドッグスター」を結成しました。
キアヌ・リーブスはバンドでベースを担当しており、アルバム2枚をリリースし、
日本でも公演を行いました。
来日の際には飛行機のバンドのメンバーとエコノミークラスに乗っている姿が発見され、
機内は大騒ぎになったそうです。
2013年公開の映画『ダラス・バイヤーズクラブ』でアカデミー助演男優賞を受賞した
俳優ジャレッド・レトも音楽活動を行っています。
サーティー・セカンズ・トゥー・マーズでボーカル、リズム・ギター、
作詞と作曲を担当しているそうです。
まとめ
ジョニー デップとジェフベックが奇跡の共演を実現したアルバム『18』について解説してきました。
アルバム『18』はジェフベックのギター演奏を堪能できることに加え、俳優ジョニー デップの歌声も聞くことができるというファンにとってはうれしいアルバムとなっています。
ジョニー デップの他にもキアヌ・リーブスやジャレッド・レトも音楽活動に取り組んでいることがわかりました。
俳優として幅広い役柄を演じてファンを感動させるだけではなく、音楽の才能を発揮してファンを感動させていることには尊敬の念を抱きます。