「ジョジョの奇妙な冒険」の6部で好きなキャラは?
ジョジョの奇妙な冒険は本当にたくさんのキャラが出てきます。
そしてその1人1人がかなり個性的で読んでいて面白いし、
自分と似ているところに感情移入できます。
単行本にはキャラのプロフィールがあり現実に存在する俳優に憧れている事、
なぜそういう性格になったのか?
という設定なども細かく書かれていてとてもリアルで親近感が湧きます。
作者の荒木飛呂彦先生の作品とキャラにかける情熱が
この部分からだけでもとても伝わってきます。
この細かい設定が独特でありながらリアルな世界観を生み出しているので
多くの人に読まれるようになったのではないかと私は考えています。
この記事ではそんな魅力的なジョジョの奇妙な冒険の6部から
私がぜひ注目してほしいキャラについて書きます。
まだ6部を読んだ事がないという人にもすでに読んだという人にも
「読んでみよう」と思っていただけると幸いですので最後までお付き合いください。
余談ですがジョジョの奇妙な冒険6部のサブタイトルは
「ストーンオーシャン(石作りの海)」です。
6部は刑務所がメインの舞台なので石作りの牢獄、
そして初めて女性が主人公という事で生命の源である海の2つを合わせています。
タイトルの通り海のような奥深い人間ドラマが展開されているので
まさに名は体を表すといった感じがして好きです。
●ジョジョの奇妙な冒険6部で注目してほしいキャラ①
*自分が正義だと信じている他人から見た最悪。プッチ神父です。
このキャラに私が初めて出会って感じた印象は
「素数(1、3など1と自分と同じ数字でしか割れない数です)を数え続ける変な人」
でした。
その後物語を読み進めて行くと彼が自分の正義を信じて
そのためには他人を犠牲にする事を何とも思わなくなった理由を知りました。
自分の辛い体験から他人がそうならないために理想とする世界を
作り出そうとする気持ちも分からなくはないです。
しかし自分が良いと思った行いが他人にとっては悪になってしまう事もあります。
彼の思想や行動は真面目過ぎて理想が高すぎた人間の行きつく先のようで
人間というのはズルく、少し怠けるくらいがいいかもしれないと感じました。
こういう見方をすると今の半端な自分も悪くないという気持ちになれるので
注目して欲しいです。
●ジョジョの奇妙な冒険6部で注目してほしいキャラ②
*自分の2面性に気づかせてくれたエルメェス・コステロです。
彼女は姉の復讐をするために刑務所に自ら望んで入っています。
復讐はその人間の自己満足なのではないかと私は考えてしまうのですが
彼女の明るく優しい性格や面倒見の良い行動を見ていると
「こういうとても良い人だけに復讐という気持ちにとらわれてしまうのかもしれない」
と感じました。
私も妹がいますが彼女と同じ状況になったとしても
復讐を思い立つという事はないだろうと考えています。
しかしそれでも何か報いを受けさせたいと感じる気持ちもあります。
彼女の生き様に対して「それは違う」と否定したい気持ちと
「良くやった」と褒めたい気持ち両方が私の中にあることに気づかされました。
自分の持つ意外な1面を発見する事ができるので注目してほしいキャラです。
●ジョジョの奇妙な冒険6部で注目してほしいキャラ③
*6部で1番幸せになった男ナルシソ・アナスイです。
私は6部で1番幸せになったのはナルシソ・アナスイだと感じています。
なぜなら彼は徐倫と出会った事で性格が大きく変わりそして
とても運の良い流れを手に入れたからです。
絶望的な状況にあっても人との出会いが
その後の人生を大きく変える事は現実にもあると思います。
現実が嫌でフィクションの世界を楽しむ事に執着している人に1つの成功例として
彼に注目してもらって希望は誰にでもあるんだと感じてほしいです。
●まとめ
ここまで私がジョジョの奇妙な冒険6部で注目してほしいキャラについて書きました。
この他にも魅力的なキャラが6部には多く登場します。
ぜひ実際に読んで自分のお気に入りのキャラに出会って欲しいです。