ジョジョの奇妙な冒険の5部はどんな漫画?あらすじと面白い点を解説!
ジョジョの奇妙な冒険の5部は1部~4部とは違った点があります。
それは1部~4部まではジョースター一族が主人公だったのに対して
5部の主人公は宿敵ディオの息子だからです。
もう一つ細かいですが今まで「JOJO」と表記されていたのが5部では
「GIOGIO」となっています。
表記の違いは5部の舞台がイタリアなので
イタリア語にしてあるという事で深い意味はないかもしれませんが
この部分も違っています。
今までと違った設定の主人公によって語られる物語に興味が湧きませんか?
この記事ではジョジョの奇妙な冒険5部漫画のあらすじと面白い点を書きます。
(小説で後日談も語られているのですがこの記事では漫画の部分についてだけ書きます。)
今まで読んだことがないという人はもちろん
すでに読んだ事があるという人にもう1度読みたいと思っていただけると
幸いですので最後までお付き合いください。
●ジョジョの奇妙な冒険5部漫画のあらすじです。
物語の舞台はイタリアで主人公はジョルノジョバーナという15歳の少年です。
彼は幼いころの体験からギャングに憧れており
ギャングの組員になる試験を受けるところから始まります。
試験に何とか合格したジョルノは先輩ギャングのブチャラティのチームに入ります。
ギャングでありながらただ人から奪うだけでなく正しく生きる事を心情にしている
ブチャラティは多くの人から親しまれており
組織に所属しながらも組織のあり方を変えたいと考えています。
ジョルノはこのブチャラティの意見に共感し組織の勢力争いに身を投じていきます。
ここまでがジョジョの奇妙な冒険5部漫画のあらすじです。
5部はイタリア全土を舞台に物語が展開していくのですが
コロッセオや水の都ヴェニス、サルデーニャ島などが出てくるので
イタリアの綺麗な景色を楽しみながら旅行しているような気分も味わえます。
●ジョジョの奇妙な冒険の5部漫画の面白い点①
*主要な登場人物について深く掘り下げられているので感情移入しやすいです。
5部の特徴として主要な登場人物の経歴が詳しく描写されています。
この人はなぜギャングになったのか?どんな考え方をする人で
今までどんな経験をしたのか?という事が丁寧に描かれています。
ギャングという反社会的な組織に入るという事で悪くて辛い経験をしている人が
多いのですがそんな人達が正しく生きていく希望を見出している。
そういう風に受け取れるので1人1人のエピソードを読んでいて共感したり、
憧れたりして大いに感情移入できる点が面白いです。
私は自分の心情に一番近いのはミスタかなと感じています。
彼は計算高く、冷静で合理的なので正しい信念を貫こうとする他のメンバーとは
少し違っています。それでも私は彼のそんな人間臭さが好きで
そういう人間もいるという事が物語に深みを出していると感じています。
●ジョジョの奇妙な冒険の5部漫画の面白い点②
*1度絶望してしまった人間だからこそできる命を賭けた覚悟がとてもかっこいいです。
主要な登場人物は自分を取り巻く環境に絶望したり、
周りの人間に貶められたりしてギャングになってしまったという人が多いです。
そのためか皆「ここにしか自分の居場所はない」というような
一歩も引けない覚悟が感じられます。
見方によっては自分の命を軽んじているととられるかもしれませんが
私はその自分の居場所と信念を守るために命を賭ける様が
ものすごくかっこいいと感じています。
彼らはチームですが少しドライな印象を受けます。
しかし実際には強い絆や仲間意識で結ばれている。
それが感じられるシーンがとても好きです。
●まとめ
ここまでジョジョの奇妙な冒険5部漫画のあらすじと面白い点を書きました。
ギャングの世界を中心に話が進行していくので今までの1部~4部とは
違った印象を与えてくれてとても面白い漫画ですのでぜひ読んでみてください。