サーフィン全盛期?!70年代のサーフィン史
皆さん、こんにちは。
この記事では、70年代のサーフィン史についてご紹介したいと思います。
実はサーフィン全盛期?!とも言われる70年代。
映画「ビッグ・ウェンズデー」に心打たれた方も多いのではないでしょうか。
そんな70年代のサーフィン史についてお伝えしていきますので
最後までお付き合いください。
●70年代のサーフィン史①〜サーフボードの特徴〜
現在のサーフボードはトライフィンと呼ばれる水中の推進力を得るために
ボードの裏についているフィンが3本あるタイプが主流ですが、
70年代ではフィンが一つのシングルフィン(センターフィン)が主流でした。
シングルフィンの特徴としては、水の抵抗が最小限に抑えられている為、
直進性に優れ、ボードが加速しやすいという特徴があります。
その為、小さな波や厚くて割れづらい波でも推進力を得ることが出来ます。
シングルフィン=直進性が高く、水の抵抗が最小限であることからスピードが出やすい。
トライフィン=ボードの上で体重をかけることにより自然とターンができるような働きをしてくれます。
●70年代サーフィン史②〜サーフファッション〜
サーファーファッションと呼ばれるようになったのも70年代と言われています。
今ではメジャーブランドでもあるLOCAL MOTIONやOFFSHORE、BILLABONGが誕生したのも1970年代。
地元で愛されてきた各種サーフブランドは1980年代に入ると日本へ上陸し、
そこから日本でもサーフブランドブームが一気に加速したそうです。
各サーフブランドから生まれてきたファッションはマリンスポーツを楽しむような
ラフでカジュアルなファッションが中心となり、当時の若者の間で広まって行きました。
サーフィンをする人はもちろん、サーフィンをしない人もそのファッションに魅了され、
サーフファッションを楽しんだと言われています。
サーフファッション=サーファーというイメージがありますが、
サーフィンをしないでサーフファッションを楽しんでいる人達を「丘サーファー」なんて呼んでいた時期もありました。
今ではほとんど聞かなくなりましたね。
●70年代サーフィン史③〜サーフミュージック〜
続いては、サーファーの間で流行ったミュージックについてです。
ここについては、人それぞれの好みなどありますが参考程度にご覧いただければと思います。
サーフミュージックと聞いて思い浮かぶ代表的なものといえば、
ザ・ビーチ・ボーイズによる【サーフィンUSA】ではないでしょうか。
タイトルの通り、なんとも言えない心地よいサウンドを聞いているだけでもサーフィンをしている、
したくなるようなメロディーラインにリピートして聞いていた方も多いかと想います。
今ではあまり聞き慣れないジャンルかもしれませんが、
ジャック・ジョンソンやトリスタン・プリティマンなどはサーフミュージックの代表的なアーティストと言われています。
●まとめ
いかがでしたでしょうか。
ご覧いただきました通り、サーフブランド・サーフミュー−ジックの発祥など
70年代のサーフィン史にも色々な物語がありました。
今ではあまりサーフ系という言葉も聞かなくなりましたね。
サーファーの方々はというと、自身の好きな様々なファッションや音楽を思い思いに楽しんでいます。
女性のサーファーやキッズサーファーも少しずつ増え、サーフィン人口も増えている様です。
サーファー=●●という様々な世間のイメージはあるかと思いますが、
外見や言動だけで決めつけてはいけませんね。
多様性の時代、サーファー皆さんは純粋にサーフィンを愛し、
海を守り、自然と調和しサーフィンを楽しんでいます。
次のオリンピックも日本代表選手の活躍が期待されていますので是非、皆さんで応援しましょう!