サイコパスとは? サイコパスが起こす事件を追う刑事を描く映画を紹介!
サイコパスとは一般人と比較して偏った考え方や行動を取る、
相手との意思疎通に支障をきたす人格障害のひとつです。
特徴としては感情の一部、特に相手への愛情や思いやりが欠けていることや
自己中心的であること、さらに道徳観念や倫理観、恐怖を感じないことも特徴です。
サイコパスが引き起こす事件を追う刑事を描いた映画を紹介していきます。
サイコパスになりきって映画を見るもよし、
刑事になりきった映画を見るもよしですが、映画を見終わった瞬間、
サイコパスにならないように要注意です。
Contents
●1:映画を覆う重苦しさと気だるさが特徴のサスペンス・スリラー
映画『セブン』はサイコパスが引き起こすキリスト教に示されている
「7つの大罪」をなぞった連続猟奇殺人事件を追う定年間近の刑事と
若手刑事の姿を描いています。
映画全体を重苦しさと気だるさが覆い、降り続く雨が湿った空気を
否が応でも感じさせます。
連続殺人犯を演じていたのは『ユージュアル・サスペクツ』で
アカデミー助演男優賞、『アメリカン・ビューティー』で
アカデミー主演男優賞を受賞したケビン・スペイシーです。
道徳観念のかけらなどなく、人の命を奪うことが許されないという
観念がないサイコパスな殺人犯ジョン・ドゥを演じています。
何の感情も持つことなく己の考え方で殺人を犯す姿を想像するだけで
背筋が凍り付くように感じ、顔に全く表情を浮かべることなく
人の命を奪うことに対する罪悪感を持たない不気味な姿は目に焼き付いています。
●2:捜査継続中の未解決事件が人生を狂わしていく
映画『セブン』で卓越した映像センスを見せつけたデビッド・フィンチャーが
監督を務めた実話に基づくサスペンス映画が『ゾディアック』です。
アメリカで実際に発生した連続殺人事件で今もなお未解決である
「ゾディアック事件」を追う刑事と新聞記者の次第に人生が変わっていく姿を
描いています。
まるで殺人事件を楽しむかのようなサイコパス「ゾディアック」は
一体誰であるのかを追う刑事になりきって見てしまいました。
あと少しで犯人にたどり着けると思いながらも、
結局はたどりつくことができないもどかしさに満ちています。
派手なシーンはなく会話を主体にして展開してく映画なので、
集中力と事件に関する背景が必要だと感じました。
執念でサイコパスが引き起こした事件を追う刑事をマーク・ラファロと
ロバート・ダウニー・ジュニアが演じています。
●3:雨が降る日にだけ起きる連続猟奇殺人事件! カエル男の正体は?
映画『ミュージアム』は雨の日に連続猟奇殺人事件を引き起こすサイコパス
「変える男」を小栗旬演じる刑事、沢村久志が追っていきます。
「ドッグフードの刑」、「母の痛みを知りましょうの刑」と書かれたメモと
発見されることを前提とした遺体が残される殺人事件が発生します。
事件を引き起こす犯人としてサイコパス「カエル男」が浮上し、
犯人を追っているはずの刑事である沢村はいつしか犯人に
追いつめられていくのでした。
実は映画は未鑑賞ですが、予告を見ただけで背筋が凍るような感覚になりました。
カエル男が殺人事件を引き起こす目的とは何か、
カエル男の正体は誰なのか気になって仕方がありません。
残酷な殺人事件を本当に人間が引き起こしていることを考えると
言葉を失ってしまいます。
まとめ
サイコパスが引き起こす事件を追う刑事を描いた映画を3本紹介してきました。
『セブン』は犯人を演じたケビン・スペイシーの不気味な姿が
今でも目に焼き付いて、『ゾディアック』は未解決の連続殺人事件で
人生を狂わされる刑事の姿が痛々しかったです。
『ミュージアム』は予告を見ただけで背筋が凍るような感覚になり、
機会があれは怖いもの見たさ、ということで鑑賞してみたいと思います。
サイコパスの特徴についても解説しましたが、同じ人間でも善の心をもつ人間と悪の心を持つ人間がいることを教えられました。