【インストラクター監修】キャンプで2泊・・・どう過ごす?何が必要?「裏ワザ」も公開!!
キャンプと言えば、一泊二日が基本であり、広く知られています。
しかし、慣れてくるともう一泊、もう一泊・・・したくなりますよね。
そして、キャンプ地もより遠く、まだ見ぬ場所へ・・・と志向が変わってくるかもしれません。
すると、連泊が必要となっていきます。
はじめに
デイキャンプもありますが、テント泊で泊まってキャンプをされる方も多いと思います。
一泊二日のキャンプもありますが、都合が良ければ二泊三日の連泊でキャンプをされる方も居られると思います。
ここでは二泊三日以上の連泊でキャンプをする時に
私の経験を踏まえて
どんな過ごし方をするかご紹介をしたいと思います。
その1、周辺環境を調べる
大枠の計画を立てる
二泊三日以上の連泊でキャンプをする場合は、自由に行動できる時間がかなり長くなります。
何もしないでゆっくり過ごすことも出来ますが、自然の中でキャンプやアウトドアをしているので、
自然環境を楽しむ事もキャンプの楽しさだと思います。
その為に、まずはキャンプ場の周辺環境を調べましょう。例えば、海辺や湖畔のキャンプ場なら釣りを楽しむことができます。
もちろん釣りをしていいかの確認はとっておきましょう。
釣りができる環境で釣りキャンプをしたい時には、そういう過ごし方もできると思います。
釣り道具は無くてもレンタル可能な場合もあるので、釣りの確認とともにレンタル可能か問い合わせると確実です。
山間のキャンプ場ならレンタルバイクで周辺をサイクリングして楽しむことも可能です。
キャンプ場によっては、ボルダリングができるキャンプ場もあります。
夏場なら、川遊びやカヤックなどの体験も出来るキャンプ場もあると思うので、
キャンプ場をインターネットで検索して選ぶ際に、周辺環境も調べてからキャンプ場に問い合わせて、
キャンプの予約やアクティビティ体験の予約もしておくとスムーズにストレスなく楽しめると思います。
スーパー・コンビニの距離を把握する
さらに、これはとても重要なことなのですが、連泊となると、
買い出しの回数が増えます。
僻地のキャンプ場となると、スーパー・コンビニが近くにないことが多いです。
仮にスーパーまでの距離が片道1時間かかるとしたら、往復で2時間・・・
キャンプ場でのゆったりとした時間が単純に移動でロスしてしまいます。
その2、自分の好きなことをする
釣りや川遊び等の自然で遊ぶ体験やサイクリングやボルダリング等のアクティビティ体験も連泊キャンプの中で楽しめるイベントですが、
自分の好きなことをしながら過ごすキャンプも有意義な過ごし方だと思います。
好きな本を持って行って昼間にアウトドアチェアに座ってコーヒーを飲みながらゆっくり読書を楽しむ時間も素敵な過ごし方だと思います。
女性なら編み物をして過ごしても有意義に過ごせると思います。
携帯電話の使用は必要最低限にして、ただただ自然を眺める。風を感じる。これも最高です。
それだけではなく、キャンプで使うナイフを研いでみたり、パラコードというキャンプ用の紐を使って自作のアクセサリーを作って過ごしても良いと思います。
また、近くに温泉施設がある場合もあるので、温泉に入りに行ってゆっくり体を休めて過ごすことができます。
何もしない。という選択肢もおおいにアリです。
ダラダラ過ごす。家では何か罪悪感を感じてしまいますが、
キャンプ場ではそれも楽しみの一つです。
その3、朝~昼をどう過ごすか?
一泊二日のキャンプの場合、チェックインは12時~14時がほとんどです。
つまり、設営を終えたら晩御飯、焚き火、就寝。朝起きたら、朝ごはん(食べる人は)、撤収。この流れが一般的です。
ですから、
一泊二日のキャンプは、キャンプ場の朝~昼をゆったり過ごせないのです。
これが連泊になると、急にやれることが増えます。
散歩をする。お昼ごはんを作る。本を読む。コーヒーを入れる。絵を書く。二度寝する。とにかく自由です。
日程を二泊三日にするだけで、こんなにゆったりできるのか!?
それが私の感想です。
連泊キャンプに持っていくべき道具10選
「連泊キャンプには何を持っていけばいいの?」
「荷物が多くなって大変そう…」
その気持ち、よくわかります。私も初めての連泊キャンプでは不安がいっぱいでした。
でも、コツを掴めば不安を解消し、
一泊キャンプよりもリラックスして楽しめるのが「連泊キャンプ」の魅力です!
通常のキャンプ道具に加えて、連泊キャンプで特に役立つアイテムを見ていきましょう!
1. 個包装の洗濯洗剤
連泊キャンプでは、洗濯が必要になることが多いです。
コインランドリーがあるキャンプ場でも、
洗剤は自分で用意する必要があることがほとんどです。
手洗いの際にも、個包装の洗濯洗剤が非常に便利です。
2. 防水バッグ
Seal Line(シールライン) バハドライバッグ/イエロー/55L
防水バッグは汚れた服や濡れた服をそのまま収納できます。
特に子どもがおねしょをした場合にも、防臭効果があり便利です。
ビニール袋でも代用できますが、
防水バッグの方が見た目にも優れています。
3. ピンチハンガーやハンギングチェーン
Helinox ヘリノックス デイジーチェーン2.5-4.0
洗濯した衣類を乾かすために便利です。
小型のLEDライトも吊るせるので、夜間の照明としても活用できます。
特に子どもは衣服を汚しやすいので、干す場所を確保しておくと安心です。
4. 天候に合わせた服装
[ザノースフェイス] ベンチャージャケット メンズ 防水 防風 軽量 ブラック XL
急な天候の変化に対応できるよう、薄手のジャンパーなどを用意しておくと安心です。
子どもの着替えは多めに準備しましょう。2泊のキャンプなら4泊分くらいが目安です。
5. ポータブル電源や大容量モバイルバッテリー
連泊時には、スマホやLEDライトの充電が気になります。
AC電源が使えないサイトでは、ポータブル電源が便利です。大容量モバイルバッテリーも役立ちます。
6. 凍らせたペットボトルの飲料
連泊キャンプには凍らせたペットボトルのお茶や水が便利です。
1日目は保冷剤として使い、2日目は飲料用に利用できます。
さらに、冷えた状態で飲むことも可能です。熱中症対策にも役立ちます。
7. 魔法瓶タイプの水筒(グロウラー)
STANLEY(スタンレー) クラシック真空グロウラー 1.9L/グリーン
保温・保冷ができる水筒やグロウラーは連泊キャンプで重宝します。
広い注ぎ口で氷も簡単に入れられ、クーラーボックスの氷を使わずに済みます。
寒い季節にはお湯を入れておくと便利です。
8. 保冷・保温効果の高いカップ
スノーピーク(snow peak) チタン ダブルマグ 300
ダブルウォール構造のカップは、熱い飲み物を冷めにくくし、
冷たい飲み物をぬるくしにくいので、2泊以上のキャンプに最適です。
9. 消耗品の予備
ガス缶、ホワイトガソリン、電池などの消耗品は、連泊の場合いつもより多めに用意しましょう。
特にOD缶やホワイトガソリンは、取り扱い店が限られていることがあります。
10. ソフトクーラー
シアトルスポーツ フロストパック 40クォート UPDATEモデル ソフトクーラー 37L
ハードクーラーボックスに加え、ソフトクーラーを持っていくと便利です。2日目の買い出しや常温保存の食品の収納に役立ちます。使わないときはコンパクトに畳めるのもポイントです。
番外編:必ず用意しておきたいもの
連泊キャンプには「保険証」と「ファーストエイドキット(消毒液や絆創膏、かゆみ止めなど)」も必須です。ポイズンリムーバーもあると安心です。ブヨに噛まれても時間が経過していても効果があり、かゆみや腫れを抑えられます。
これらの道具を揃えて、快適で安全な連泊キャンプを楽しんでください。
まとめ
キャンプでどう過ごすか、決まりはありません。自由に過ごせば良いと思います。
しかし、自由といってもある程度何をするかは考えないといけないので、
キャンプをする際に何をしたいかを事前に話したり考えたりして決めておくことが大事だと思います。
何をするかによってキャンプ場を何処にするかも違ってくると思いますので、最初にコンセプトを決めましょう。
自然で遊びたいのか、人が少ないキャンプ場で自分の好きなことをするのか考えることも楽しみの1つです。
この記事がキャンプで過ごし方を考えている方の役に立てれば幸いです。