オートバイで引くトレーラーってどんなの?日本でも大丈夫?調べてみた!

最近はキャンプブームということもあり、
オートバイに荷物を積んでキャンプに行く人が多いのではないでしょうか。

しかし、キャンプ道具って大きくてオートバイに積むのに苦労しますよね。

そんなオートバイで荷物をたくさん運びたい!だけど、そんなに積めないし・・
と諦めているあなたにオススメなのがオートバイで引くトレーラーです!

でもオートバイで引くトレーラーって日本の公道でも引いて走れるの?
購入は何処ですればいいの?

と疑問に思う方が多いと思います。

その疑問について調べた結果、排気量に従って決まりはあるものの、
問題なく走行が可能だということや、日本でも購入可能なトレーラーがあるということが分かりました。

また、トレーラーを自作している人の情報についても記載したので是非最後まで見てくださいね。

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●オートバイで引くトレーラーって公道で使えるの?

結論から言うと、問題なく使えます
しかし、トレーラーを引くオートバイの排気量で条件が違ってくるので注意が必要です。

*排気量別の違い

50cc未満(原付1種)〜125cc(原付2種)

・トレーラーに車両登録(ナンバープレート装着)

・届出の必要なし。

・トレーラーにも自賠責保険の加入が必要。

・トレーラーの積載重量は120kg以下。

・最高速度は原付1種、原付2種ともに時速25kmまでに制限。

・都道府県によっては条例で違法になる場合あり。

125cc以上のオートバイ

・トレーラーに車両登録(ナンバープレート装着)

・届出の必要あり。

・トレーラーに自賠責保険の加入が必要。

・車両登録に伴い、トレーラーに灯火類の装着が必要。

・自賠責保険に加入が必要。

・重量税が発生する。

・最高速度の制限なし(法定速度)

・トレーラーに車検が必要(251cc以上のオートバイ)

このように排気量によって、決まりがあります。
筆者が気になったのは原付1種と原付2種の場合は都道府県の条例によっては
走行が禁止されている道路があるということです。

住んでいる都道府県やオートバイで行く予定の道路情報をしっかりチェックする必要がありますね。

●オートバイで引くトレーラーってどこで買えるの?

インターネットでリサーチしたところ、オートバイで引くトレーラーは
以下の2つの商品が日本で購入可能ということが分かりました。

①タイニートレーラー


トレーラー、サイドカー、トライクを専門に製造して販売している日本の会社
サクマエンジニアリング」が製造したオートバイで引くことが出来るトレーラーです。

卵型の可愛らしいフォルムから「タイニー」と名付けられました。
会社のホームページから問い合わせて受注生産をしてくれます。

主要諸元

全長 1550mm
全幅 710mm
全高 650mm
重量 40kg
最大積載量 40kg
容量 208L
価格
125cc以下用 33万5000円〜
126cc以上250cc以下用38万5000円 〜
251cc以上用 44万円〜

②ミトラ

富山県の元自動車メーカーで勤務していた方が、長年学んだ物作りのノウハウを活かして製作した、
オートバイで引くことが出来るトレーラーです。

首都圏エリアであれば中古車販売会社の「ピッコロカーズ」で購入できるそうです。
また、アウトドアやバイクの用品を展示するイベントにも参加しているそうなので気になる方は足を運んでみるといいですね。

主要諸元

価格
4インチモデル 11万円〜
6インチモデル 11万8000円〜

※その他の情報は記載がありませんでした。
また、価格についても変更がある場合がありますので最新情報をチェックしてください。

筆者がインターネットで見つけられたのは、この2つの情報だけでしたが、
カスタムショップ等で店頭で販売している場所や、受注生産をしてくれる場所もあると思います。

●オートバイで引くトレーラーは自作が多い

オートバイで引くトレーラーはまだ日本ではメジャーなジャンルではないため、
販売している会社や製造しているメーカーは少ない印象です。

そして、販売していたとしても価格が高価ということもあり、
購入が難しいという方も多いのではないでしょうか。

色々と調べているうちに、日本ではトレーラーを自作する人が多いということが分かったので、
どのように製作しているか、インターネットで見つけた例を挙げてみます。

*ホームセンターで購入した材料などで製作

大まかな作業内容

①農作業用のコンテナと鉄パイプをホームセンターで購入。

②コンテナに合わせて、鉄パイプを溶接・曲げ・切断加工をしてフレームを製作。

③使わなくなった折り畳み自転車のタイヤを流用して、装着

④鉄パイプを加工して牽引アームを作成して、オートバイに取り付け。

主な材料をホームセンターで購入して、一から加工して製作する例です。
コンテナをそのまま収納スペースにすることや、
使わなくなった折り畳み自転車のタイヤを流用するアイデアが素晴らしいと思いました。

*既成品の自転車で引くベビーカーから製作

大まかな作業内容

①インターネットで幼児を2人乗せて走行できる自転車で引くベビーカーを購入。

②幼児用のシートなど不要なものを外して、フレームだけにする。

③フレームに自宅にあったパニアケースを装着。

④付属していた牽引アームをバイクに合わせて加工して装着。

既製品をオートバイに合わせて加工して、製作する例です。
自転車で引くベビーカーとして製作されている商品ということと、
幼児を2人乗せて走行できるということでオートバイでも使用できる頑丈な作りになっていました。

メーカーが推奨している最高速度と、
積載重量もクリアしているということでそのまま使用しても問題がないそうです。

加工技術に自信がない方でも、既製品を加工すれば製作できるのは嬉しいですね。

このように様々な方法やアイディアで製作している人が多くて驚かされました。

しかし、251cc以上のオートバイで引く場合には
車検が必要になるので検査対象となり安全性をチェックした上で公道での使用許可が降りるのですが、
251cc以下のオートバイで引く場合は車検が不要で検査対象外となります。

そのため製作者自身でしっかりと安全性を確認した上で公道を走る必要があります。

自己責任ではありますが、万が一事故を起こしてしまうといけないので、
製作を考えている方はしっかりとした対策をお願いしたいです。

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●まとめ

オートバイに引くトレーラーについて調べてみたら、
オートバイでトレーラーを引くには決まり事が多く、
しっかりと確認して理解する必要があるということが分かりました。

そして、日本でも購入することは可能ではありますが、取り扱いが少ないので、
自作する人もいるということが分かりました。

筆者もオートバイには荷物をたくさん載せてキャンプに行くことがあります。

筆者のオートバイにはキャリアが付いていて、比較的荷物は載せやすいのですが、
それでも厳選して軽くてコンパクトな物を選んで載せています。

トレーラーを引くことが出来れば、荷物の大きさや重さを気にせずに、
今まで我慢していたアイテムを持っていくことが出来るので素晴らしいと思いました。

最後まで読んでくれて、ありがとうございました。この記事が少しでも参考になれば幸いです。

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