オートバイで初ソロキャンプ!テントの選び方とおすすめ商品を紹介します
秋といえばアウトドアが楽しい季節です。
グループでワイワイ楽しむのもいいけど、たまには1人でゆっくり過ごしたいときもありますよね。
「オートバイの免許も取ったことだし、今年は初めてのソロキャンプに挑戦してみたい」そんな人もいるのではないでしょうか。
キャンプには色々な道具(ギア)が必要ですが、中でもテントは必需品です。
しかし、初心者の人にとっては、テントの種類が多すぎて何を選べばいいのかわからないですよね?
「オートバイでソロキャンプツーリングに行きたいけど、どんなテントを選んだらいいのかわからない」
「失敗したくないので、とりあえず定番が知りたい」
「予算が少ないので、安いものにしておきたい」
そんな悩みにお答えできるよう、
この記事ではテント選びのポイントとおすすめテントを紹介します。
Contents
⚫︎テント選びのポイント、注意点
ツーリングメインか、キャンプメインかで異なりますが、
キャンプを楽しむことをメインにすると、荷物の量が多くなってしまいます。
オートバイは積載量が限られていますので、
ツーリングをメインとして考えましょう。
ツーリングメインとは、お風呂や食事は一切済ませて、
寝泊まりするだけでOKな状態を想定としています。
ケトルとクッカー、シングルバーナーがあれば、
カップラーメンを美味しく食べられます。
キャンプ場では自販機があったり、売店もあるので、
食べ物は現地調達でもいいかもしれませんね。
(キャンプ場への事前の確認は必要ですが)
オートバイで走りを楽しむためには、
運転に支障が出ないよう荷物は極力小さく軽くしたいところです。
荷物が軽いことで運転が楽になりますからね。
オートバイは車と違って積載量が限られているので、
大きすぎるものは積めません。
過積載によって走行中に荷物が落下するとかなり危険です。
また、法律で積載できるサイズや重量は決まっていて、
オーバーすると違反になるので注意が必要です。
重さは2〜4kg以内、収納時のサイズが50cm以内のものを選ぶと良いでしょう。
テントには登山用、ツーリング用、ファミリー用など色々ありますが、
ソロだからといって1人用を選びましょう!とはなりません。
1人用サイズは大人1人が最低限ギリギリ寝るスペースがある程度の狭さなので、
荷物が置けないからですね。ソロでも2〜3人用を選ぶのがおすすめです。
キャンプ場は不特定多数の人が出入りしますし、
防犯の観点からもブーツやヘルメットはすべてテント内に収納したいところです。
⚫︎テントの素材について
テントの素材には、ポリエステル、ナイロン、TC(テクニカルコットン)があります。
ポリエステルは軽くて水に強いのが特徴です。
朝露や突然の雨にも安心ですが、燃えやすいので焚き火の火の子には注意が必要です。
焚き火をするときは、テントから離れた場所でやりましょう。
ナイロンはポリエステルよりさらに軽く、ウルトラライト型に使われています。
破れにくく、燃え広がりにくいのが特徴です。ただし、高性能であるがゆえに値段は高めになっています。
TC (テクニカルコットン)は、
ポリエステルとナイロンのハイブリットのような材質です。
撥水性はあるものの水には少し弱いです。
濡れたら乾くのに時間がかかるので、
早朝に片付けて出発しようと思ったら朝露が乾くのに時間がかかってしまった…なんてことも。
コットンとは綿のことで、重くてかさばるのが気になるところです。
厚みがあるので日陰になり、
火の粉が飛んでも燃え広がりにくいのが特徴です。
⚫︎おすすめのテント
*キャプテンスタッグ リベロツーリングテント
42 × 19 cm、3.1kg。価格は約6〜8,000円。往年の名作と言われる定番の2人用テントです。
強風にはやや弱いですが、コスパに優れているので、
初心者の人、キャンプするのは年に1〜2回程度という人におすすめです。
靴などが置ける程の前室があります。
*コールマン ツーリングドーム
49 × 19cm、5kg。2人用のテントです。価格は約13,000円と高めですが、
キャノピー付きなので、日陰が作れてタープ要らずです。
前室が広いので荷物が置けます。
*soomloom 青空2
ドーム型の2人用テントです。重さと価格が素材によって異なり、
ポリエステル製は、42 × 15cm、2.8kgで価格は約7,000円。
ナイロン製は1.17kgで価格は約12,000円です。専用のグランドシートが付いた、
ドーム型の2人用テントです。
軽量、コンパクトなのに中は広々としたツーリング向けのテントです。
*DOD(ドッペルギャンガー) バイクツーリングテント1
45 × 16cm、2.8kg。価格は8,500円。1人用テントなので寝るところは狭いですが、
前室が広いのでブーツやヘルメットはもちろんテーブルなども置くことができます。
設営すると、変形したかまぼこのような独特な見た目をしています。
高さがあまりないので快適性は低いですが、
かさばらないのに荷物が置けるのでオートバイで長旅をする人に向いています。
*FEELDOOR ツーリングテント120
50 × 18cm、2.3kg。価格は7,400円。1〜2人用テントです。
フライシートとインナーテントが一体化しているので、
軽量コンパクトを実現しています。
持ち運びしやすいサイズ感ですが、
荷物や靴が置ける前室があり、広々とした空間があります。
⚫︎おまけ(こんなのもあるよ)高床式!
*DOD(ドッペルギャンガー) コットテント
こちらは、コットと一体になった高床式のテントです。
一体といっても、コットとテントをそれぞれ単体で使うこともできます。
コットは低めですが、テント高さが125cmあるので、
平均身長くらいの人がテント内で座っても頭がぶつかりません。
コットを組み立てるのに結構力が必要ですが、
コットがあることで地面の凸凹を気にせず寝られます。
前室にはくつろげるだけのスペースはありませんが、荷物を置くことができます。
ペグダウン不要で、コンクリートの上にも設営することができるので、
色々な場所に旅をする人におすすめのテントです。
コット・テント・部品を含めると5.1kgの重さがありますが、
サイズが45 × 20cmとコンパクトなので持ち運びやすいです。
*ナチュラルドロップ 高床移動式タイニーテントコット
こちらもテントとコットが一体になっています。
テントのサイズは58 × 18cm、重さ2.35kg。コットのサイズは54 × 16cm、重さ3.5kgです。
キャノピー付きなのでタープがなくても日陰が作れます。
コットは地上40cmの高さがあるので、
イスのように座れて地面からの虫除けにもなります!
コットの組み立てに結構力が必要ですが、
軽いので組み立てた後は女性でも持ち上げて移動させることも可能です。
タープもイスも要らなくて、虫除けにもなる。
何より、自分だけの秘密基地感を感じられるテントです。
これがあるとついソロキャンプをしたくなってしまいます。
キャンプ場でもなかなか見かけない珍しいスタイルのテントなので、新しい物好きな人にはおすすめです!
⚫︎まとめ
オートバイでソロキャンプツーリングをするためのテント選びについてお伝えしてきました。
この中に、気になるテントはありましたでしょうか?
みなさんが納得できる一張りを選ぶための参考になれば嬉しいです!