【10分でOK】水仕事の後に!ハンドクリームはドラックストアに頼らず手作りがオススメ
この時期の悩みといえばとにかく寒さ。
朝は布団から出たくないし外出はなかなか気が進まない。
温かいこたつに入ってしまえばそこから抜け出すのも億劫になってしまいがちです。
でも私は一人暮らしなので家事は基本全部やらなくてはいけず、
できるだけ水仕事を主とした家事はまとめてやるようにしています。
ただ自宅にはお猫様がおりまして、
その子がかなりのお転婆なので私の手はおもちゃ代わりに。
水仕事による荒れに加えてお猫様の遊び相手にもなる…手は傷だらけなのでハンドクリームは必須なのです。
手荒れは何とかしたいのはやまやまだけど、うちの子にも害のないものを、
といろいろ考えました。そこで考え抜いたのが『手作りハンドクリーム』でした。
Contents
●市販のハンドクリームにはこんな物が入っている!
まだ暑いかな…と思うような時期にドラックストアやコンビニでは『季節化粧品』と呼ばれる
冬物の商品が入荷してきます。
大体入れ替えは春と秋に行われますが、基本はメインの2シーズン前に店頭に並ぶ事が多いです。
そしてシーズンが終わると値引きされるか、あるいは返品されていくのです。
皆さんご存知かも知れませんが、ハンドクリームを始めとした化粧品の中には様々なものが含まれていますが、
主に水·油·界面活性剤の3つをベースとして作られています。
⑵油性成分:オイルや脂など、水に溶けない(溶けにくい)性質のものです。
⑶界面活性剤:水と油が混ざった状態にする為のもので、乳化剤と表示されているものがそれです。
しかしドラックストア等で販売されている商品には
この他にパラベンやフェノキシエタノールといった防腐剤なども含まれています。
もちろん人体に害があるだけの量が入っている訳ではなく、
雑菌などの繁殖を防いで長期保存ができるので一概に悪いものとは言えません。
ただ『防腐剤』と考えると気になりますよね…。
私は出始めの時期にドラックストアで吟味して購入しますが、
1つ使い切ったら再度購入してシーズンオフの時期に使っても残るといった事が多く、
何となく勿体ない事をしている気分になります。
そしてその購入した商品も実はいつ作られたのかわからないのです。
●自分好みのハンドクリームを作ってみよう!
先程上げた成分ですが、ハンドクリームのパッケージの裏面には様々な成分が細かく表記されています。
専門的な名前が何行にもわたって明記されているけれど、
何が何なのかは素人の私達には簡単にはわかりません。
商品化されている以上害はないとわかっているのですが、
正直不安になったりします。
そこで思ったのが、
「だったら自分で作ればいいんじゃないの?」
という事で自分で作る事にしました。作り方は案外簡単で、工程としては以下のようになります。
⑵精油を入れる。
⑶容器に移す。
ただこれだけです。口で言うと結構簡単ですよね。
でも本当に10分程度でできてしまいました。
詳しい手順については、次から解説していきます。
●クリームベースを作る
一応、無添加のクリームベースというのも市販されています。
しかしここはやはり手作りで通したいので、
ワックス等とキャリアオイルを湯煎しながらクリームを作っていきます。
私は水仕事での荒れが気になるのでワセリンを使いましたが、
蜜蝋やエマルシファイイングワックス、シアバターに置き換えても良いかもしれません。
キャリアオイルもホホバオイルやココナッツオイル等種類がありますので
お好みのものを選びましょう。
クリームの固さはワックスとオイルの割合で調整できます。
また完全に溶ける手前で取り出し、
空気を入れながら撹拌するとホイップ状の仕上がりになります。
水仕事の後に使うのなら固めに、
前に使うなら緩めに…と場面によって使い分けるのもありかと思います。
●精油を入れる
クリームの粗熱が取れたところで精油を入れていきます。
冷めないうちに入れてしまうと精油の香りが飛んでしまいます。
タイミングとしては淵が固まり始めたくらいがベストのようです。
精油にも様々な種類がありますが、それぞれ効能がありますので自分の好みで選んで下さい。
もちろん入れないというのも選択肢の一つです。
特に私はお猫様がいるので極力香りはつけずに作りました。
また量は1〜10滴程度ですが肌の弱い方は最初のうちは少量に留めておき、
様子を見ながら調整していって下さい。
●容器に移す
水が入らないように容器に移したら竹串等で混ぜながら固まるのを待ちます。
クリーム状のものの場合は空気を抜く作業が必要です。
ある程度混ぜたら表面に出てきた気泡を潰し、
机の上などでトントンと叩いてさらに混ぜるといった事を繰り返していくと空気が抜けていきます。
●こんなところに気をつけて!
こんな感じで『溶かして固める』だけで手軽にオリジナルのハンドクリームが楽しめてしまいます。
ただ注意する点がいくつかあります。
✽まず市販されている商品ではないので、必ず使用前にパッチテストを行なってください。
途中で精油を入れるなどの工程が含まれる場合は特に、肌に合わない場合があります。
✽防腐剤が入っていないので短期間で使い切る必要があります。
水分が入っていないので多少は長持ちはしますが、せっかく手間をかけて作るのだから
作り置きはしないで少量ずつ使い切る事をオススメします。
✽材料はドラックストアストア以外にもホームセンター、雑貨店、ネット通販等で手に入れる事ができますが、
全ての店舗で取り扱っている訳ではありません。必ず在庫を確認しておいてから購入して下さい。
まとめ
ハンドクリームは水仕事や乾燥で手荒れが気になるこの時期には必要不可欠なものです。
日頃使うものだからこそ、市販されているものではなく
自分のこだわりを詰め込んだオリジナルのものを作ってみませんか?
今回挙げた材料はごく一部のものです。
いろいろ試してみて自分だけの一品を作ってみて下さいね。