【龍が如く】宮迫博之さんが演じたキャラは二人!そして闇営業問題を受けてのSEGAの対応は?
今でこそ出演俳優が実際にキャラクターモデルとして出演するというのが定着した龍が如くシリーズ。
しかし初期の作品では声優を務めるのみで容姿は全くの別人でした。
そんな経緯を持つ本シリーズにおいて宮迫さんは、声優、そしてCGモデルとふたつのシリーズに出演されています。
最初の出演作となるのが龍が如く3。
この作品では神田という組長の声優のみを担当。
そして二回目の出演が龍が如く6になります。
今作においてはCGモデル及び声優としての出演です。
今回はこの二作品にスポットを当てて解説していきたいのですが、ひとつ大事なことが。
宮迫さんといえば反社会勢力との闇営業問題でテレビ業界から姿を消した人物です。
今回はこの問題が龍が如くに影響してしまったのかを含めて、
宮迫さんが演じたキャラクターの詳細などを順を追って解説していきたいと思います。
●宮迫さんは反社問題発覚後も差し替えなしで続投
2019年6月。
フライデーの記事により発覚した闇営業問題。
これは宮迫さんをはじめとした複数の芸人が振り込み詐欺グループの忘年会に参加していたという問題です。
この事件で宮迫さんは活動自粛。吉本興業との契約を
解消したわけですが龍が如くシリーズはキャラクターの差し替え等はなく続投しています。
同スタジオでは過去に、龍が如く4において成宮寛貴さんの芸能活動引退による差し替え。
ジャッジアイズにて、ピエール瀧さんの違法薬物問題による差し替え等、
出演者の都合によるゲームデータの差し替えが何度かありました。
今回もファンの間で懸念される声がありましたが、
宮迫博之さんが出演されているシリーズは回収等もなく現在でも販売されています。
ただし龍が如くonlineにおいては過去に宮迫さんが声を当てたキャラクター声優に別の人を起用していますが、
これが闇営業問題を受けての差し替えなのか別の理由なのかはわかりません。
兎にも角にもナンバリングにあたる龍が如く3、
龍が如く6では宮迫さん演じる二人のキャラが健在なわけですが、この二人について少し解説していきましょう。
●龍が如く3にて宮迫さんが声優を務めたのが神田強
三代目錦山組組長である神田は、スキンヘッドな巨漢と宮迫さんとはかけ離れた容姿をしています。
今作ではオリジナルのキャラクターに声を当てる、あくまで声優としての出演。
神田はとにかく横暴でパワハラ体質を持ち合わせた巨漢という厄介なタイプでして、粗暴な言動が目立つ人物。
口調も荒々しいのですが、宮迫さんの演技はさすがといったところでなんの違和感もなく神田という男を表現されています。
普通に落ち着いたキャラクターを演じるよりも難しいと思うんですよ。
神田は何かにつけて怒っており、常に感情剥き出しの演技を要求されるわけですから。
そんな宮迫さんの演技にも注目しつつ是非、龍が如く3をプレイしてみてください。
●宮迫さんのモデルキャラ南雲剛が活躍する龍が如く6
そして今ではシリーズ恒例となったキャラクターモデルを務めた作品が龍が如く6。
こちらでは南雲剛という役で出演されています。
作品のインタビューにおいて宮迫さんは演技にすごく苦労したと仰っています。
というのも南雲は広島弁なのですが、これが絶妙に大阪弁に近い部分があり地元の方言に寄ってしまうと。
方言が近い分、逆に標準語圏の人よりも苦労する部分があるのかもしれませんね。
前作の神田とは打って変わり、南雲はコミカルなキャラクター設定で桐生に深く関わってくる人物。
龍が如く6においては絶対に外せない重要な役どころを演じきった宮迫さんの演技は、
CGで再現されたそっくりな容姿と共に本作の見どころのひとつだと思います。
●まとめ
闇営業問題などはありましたが、宮迫さんが出演されている【龍が如く3】【龍が如く6】共に
販売が継続されておりダウンロードにて入手することも可能です。
龍が如く3ではスキンヘッドの巨漢組長として。
龍が如く6においては、容姿も宮迫さんそっくりな憎めないチンピラ極道として。
それぞれ全く違ったキャラクターを演じた宮迫さんの演技も合わせて楽しんでみてはいかかでしょうか?