【雑学トリビア】ついに「空飛ぶ車」が発表!!「空飛ぶ車」と「ヘリコプター」の違いとは??
来年2025年に控えた『EXPO2025大阪・関西万博』。
そこで未来のテクノロジーともいえる空飛ぶ車が発表されることをご存じでしょうか。
まるで夢のような話がついに実現する時代になってきたことに驚きですが、
なんと4機種も発表されます。
空飛ぶ車と言っても、車に羽が生えたような作りではなく、
一見するとヘリコプターのような見た目です。
実際は空飛ぶ車とヘリコプターの違いはどんな点があるのでしょうか。
大きく3点の違いがありました。
●電動なので環境に優しく静か
空飛ぶ車はヘリコプターと違い、電池とモーターでプロペラを回すため、
二酸化炭素を発生させないので環境に優しいです。
これからの時代とても重要なことですね。
対して、ヘリコプターはジェット燃料を使用するので二酸化炭素が発生します。
ヘリコプターにジェット燃料が使用されていたとは知らなかったので、驚きました。
ジェット燃料なんて聞くととてつもないものを飛ばすような気がしますが、空を飛ぶのだから、
それほどの燃料が必要ですよね。
そこを電気で動かしてしまうのもテクノロジーの進化が感じられます。
そして電動なので、ヘリコプターと比較すると騒音が軽減されます。
ヘリコプターって空を飛んでいるとすぐに分かりますよね。
空飛ぶ車ではそうはならないということです。
ただ、離着陸する際低空を飛行すると、
その周辺はうるさくなってしまうそうで、今後の課題となっています。
●垂直に離着陸できるので少スペースで済む
空飛ぶ車はヘリコプターと違い、垂直に離着陸できます。
ドローンをイメージすると分かりやすいですね。
ヘリポートや空港、滑走路のような広い場所がなくても離着陸できるというのは、
利便性につながります。
災害救助や地方の町村での移動、物資の運搬にも活躍しそうです。
荷物の運搬はドローンでできますが、空飛ぶ車なら人も物も運べます。
人と同じくらいの大きさの荷物も運べますね。
災害時は車が通行不可になることもよくありますし、
少しのスペースがあれば離着陸できるというのは非常に頼りになります。
空飛ぶ車が離着陸するスペースをバーティポート(Vertiport)と言いますが、
そう遠くない未来、バス停、タクシー乗り場の代わりにバーティポートが
当たり前のように駅前なんかにできる日が来るのかもしれません。
●将来的に自動操縦になりコストが削減できる
今はまだ有人飛行ですが、空飛ぶ車はヘリコプターと違い、
将来的には無人で飛べるように開発が進められています。
そして無人で飛べるようになれば、人件費が削減出来て運行費を安くできます。
車も自動運転の開発がどんどん進んでいるので、
不可能ではない話なのでしょうね。
レールもないのにどうやって自動で無人で空を飛べるようになるのか、
皆目見当もつきませんが、大阪万博で発表される空飛ぶ車に大勢の人が興味を持てば、
開発がスピーディーに進むかもしれません。
大衆の興味は大きな力です。
自動操縦に関しての課題はまだまだあるようで、
強風や大雨のときでも安全に飛べるのか、そういった安全性を証明するのに時間がかかるそうです。
車でも時間がかかったのだから、
期待を込めて待つしかありません。
●まとめ
空飛ぶ車とヘリコプターの違い、お分かりいただけたでしょうか。
見た目はあまり違いを感じられませんが、中身は大きく違いました。
車とはいえ、ヘリコプターとドローンの間のようなものと
考えると分かりやすいのかもしれません。
2030年ごろに自動・自立操縦の実現を目標としているそうですが、
もしそうなれば、都市部の利便性だけでなく、災害現場や地方の移動手段として大活躍間違いなしです。
地方の移動手段として浸透すれば、
高齢者の免許返納問題も解決でき、交通事故も減ります。
そう遠くない未来に空飛ぶ車が行きかう世の中になるのかと思うと、ワクワクしますね。
漫画のような未来に大きな期待を込めて待つことにします。