【豆知識】育児中で「膝が痛い」ママへ。 効果的な改善策とは!?
育児が始まってから膝の痛みにお悩みでないですか?
ただでさえ家事、育児で大変なのに
膝に痛みがあるとちょっとしたことでも辛く感じてしまいますよね。
膝の痛みに悩むママは多く、
原因はいくつかあるようです。
●赤ちゃんを抱っこしたり下ろしたりで、立ったり座ったりが頻回になった
●妊娠中の体重増加で出産前から膝に負担がかかっていた
●出産による骨盤のゆがみ
●母乳育児の場合は、カルシウム不足も・・・
あとはまれに、出産をきっかけに膠原病を発症することもあり、
それが原因で膝や関節が痛くなることもあるそうです。
今回は膝の痛みに効果的な方法をいくつかまとめました。
ぜひ参考にご覧ください。
Contents
●育児で膝が痛い:正しい姿勢を意識する
え、こんなこと?と思われるかもしれませんが、
身体を歪ませないことが大事。
足を組んだり、床に横座りはNG。
重心が偏った姿勢を続けていると、
身体がゆがみ、膝にも負担がかかります。
正しい姿勢とは、壁に後頭部、背中、肩甲骨、お尻、かかとをつけ、
軽くあごを引いた状態。
頭のてっぺんから糸でつられてるような感覚で、
壁と腰の隙間に手のひらがギリギリ入る状態。
普段、姿勢を気にせず過ごしていると、
この姿勢を意識して立つのは結構きついです。
育児中は、授乳したり、抱っこしたり、
子供の目線に合わせた体勢をとったり。
正しい姿勢でいることはなかなか難しいですよね。
正しい姿勢を意識するのは家の中でもできるので、
ちょっと思い出したときにでも背筋を伸ばして
正しい姿勢で立ってみるのはいかがですか?
少しの時間でも思い出したときに毎日ちょっとずつ行うと効果的ですよ。
●育児で膝が痛い:栄養も関係あり!
カルシウムが不足すると膝の痛みにもつながります。
母乳育児をしているママだと母乳からもカルシウムが
体外に出ていくため、不足しがち。
カルシウムと一緒に摂りたいのが、ビタミンD。
カルシウムの吸収を助ける働きがあるため、
カルシウムとビタミンDを一緒に摂ることが効果的です。
*カルシウムを多く含む食品
●大豆製品(豆腐、納豆など)
●野菜等(小松菜、チンゲン菜、切り干し大根、ごま)
●魚介類(イワシ、ししゃも、干しエビ、しらす干しなど)
*ビタミンDを多く含む食品
●きのこ類(きくらげ、干ししいたけ)
しいたけは紫外線に当たることでビタミンDが増えます。
しいたけを食べるときは使う前に天日干しするのがおすすめ。
食品のほかに、ビタミンDは紫外線に当たることで皮膚でつくられます。
紫外線に当たりすぎはよくありませんが、
リフレッシュも兼ねて散歩に少し外に出てみるのもありです。
●育児で膝が痛い:ストレッチ
育児の動作で筋肉に疲労が溜まりがち。
疲労がたまると膝関節に負担がかかり、
炎症を起こしてしまうことがあります。
そこで、
おうちで簡単にできるストレッチがあるのでご紹介します。
*お尻の筋肉を伸ばすストレッチ
2.両肘を床について30秒キープ
3.反対側も同様に
*太ももの前側の筋肉を伸ばすストレッチ
2.太ももの前側が伸びている感覚を感じながら、30秒キープ
3.反対側も同様に
*骨盤のストレッチ
2.重心を前に倒し、股関節の付け根辺りをグーっと伸ばす。30秒キープ
3.反対側も同様に
●育児で膝が痛い:病院やサポーターに頼る
痛みがひどい場合は、まずは専門医に一度診てもらいましょう。
育児中は病院に行く時間もなかなか確保しづらいですが・・・
ご主人が休みの日や、市町村の子供預かりサービスを利用するのも一つの手です。
痛みがひどくなるにつれ育児もどんどん辛くなってしまうので、
まずは専門医に相談しましょう。
また、膝の動きをサポートするサポーターを使ってみるのもおすすめです。
自分の膝周りのサイズにフィットした、
締め付けが強すぎないものを選んでみましょう。
●まとめ
今回は育児中で膝が痛いママへ、
膝の痛みに効果的な対策をご紹介してきました。
毎日、家事・育児に追われ、安静にしたくても
なかなかそんな時間は確保できませんよね。
いつものちょっとしたすきま時間に正しい姿勢を意識したり、
ストレッチを行ってみてください。
ただ、膝の状態はみなさんそれぞれ違います
(まれに膠原病を発症している可能性もあります)
まずは専門医に診てもらいアドバイスをもらいましょう。
ぜひ参考にしてみてください。