【旅マニア監修】台湾旅行で現金はいくら必要??気になるお金事情をわかりやすく!!
台湾は昔も今も人気の海外旅行先の一つです。
日本から飛行機で約4時間という気軽さと、
異国情緒あふれる文化や街並みが魅力ですよね。
コロナ流行もおさまってきたこの頃、台湾へ旅行に行きたい!
と考えている方も多いのではないでしょうか?
海外へ旅行に行くとなると、気になるのは現地のお金事情。
費用はいくらかかるのか、
現金はいくら必要なのかと迷う方も多いと思います。
そこで今回は台湾旅行で実際にいくら現金を持っていくといいのか、
筆者の台湾旅行の体験も踏まえて調べてみました。
台湾の通貨や物価、現金が必要な場面やクレジットカードも使えるのか?
といった疑問もまとめたので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
Contents
●台湾旅行のお金事情
*台湾の通貨
台湾で使われているお金は「元(ユェン)」と言います。
他にも「台湾元」「台湾ドル」「ニュー台湾ドル」「TWD「NTD」「NT$」など
様々な表記がありますが、どれも同じ通貨を表しています。
*レート
2024年3月現在、レートは1元=4.74円です。
両替の時にかかる手数料を含めると、1元=約5円と考えて良いでしょう。
5をかけると日本円でのおおよその金額になるので、
予算の把握や計算がしやすいですね。
*紙幣と硬貨
台湾で使われる通貨には日本と同じく紙幣と硬貨が存在します。
紙幣は「2000元」「1000元」「500元」「200元」「100元」の5種類、
硬貨は「50元」「20元」「10元」「5元」「1元」の5種類が使われています。
高額紙幣はローカルなお店やタクシーなどでは断られることもあるため、
駅やデパートなどでなるべく早めに崩しておくのがおすすめです。
●台湾の物価と旅行中の主な費用は?
台湾は日本と比べると物価が安いイメージがありますが、
現在は円安と物価高の影響で日本と金額が大差ない場合もあるようです。
*食費
ローカルフードを楽しむのであれば、1日600元くらいあれば大丈夫です。
大体朝食は100元前後、昼食は100元〜200元、夕食は200〜300元くらいが
目安になります。
筆者が旅行中に何回も通った
台湾朝食の名店「鼎元豆漿(ディンユアトウジャン)」では、
豆乳スープ「鹹豆漿(シェントウジャン)」が35元、
揚げパン「油條(ヨウティァオ)」が20元です。
蚤餅(ダーピン)など別のメニューも加えると、
やはり100元前後が目安になります。
夕食は夜市で!と考えている方も多いと思います。
屋台では大体50元〜100元くらいのメニューが多い印象です。
2〜3店食べ歩けばお腹がいっぱいになるので、
リーズナブルに台湾グルメを味わえます。
高級なレストランやおしゃれなカフェなどでは
日本と価格が変わらないこともあるため、
旅程に組み込む場合は予算を増やすと安心です。
*交通費
1日あたり300元前後が目安になります。
台湾の都市部では地下鉄とタクシーが主な交通手段です。
台北MRTは1日乗車券が150元、72時間乗車券が380元です。
タクシーは初乗りが85元で、250メートルごとに5元加算されます。
これをふまえると、1日300元あれば十分ではないでしょうか。
もしあまり移動せずに一つのエリアをじっくり観光するのであれば、
もっと少なくても大丈夫でしょう。
*観光費
どのように観光スポットを周るかにもよりますが、
1日あたり1500元ぐらいが目安です。
台北の有名観光スポット、「台北101」の展望台は600元、
「故宮博物院」の入場券は350元です。
台湾北部の有名観光地「九分」へ行く場合、交通費だけでも300元前後必要です。
もちろん台湾には無料で楽しめる観光スポットもたくさんあります。
日帰りツアーに申し込んだり、淡水など郊外を観光する場合もあると思いますので、
旅程に合わせて予算を立てましょう。
*お土産代
お土産代については、どのような場所で何を買うかによって大きく異なってきますが、1000元〜2000元くらいはあると良いでしょう。
土産物店やデパートなどでは日本で買い物をする時とほとんど金額が変わりません。
台湾土産の定番であるパイナップルケーキの相場は500元前後、
日本円だと2000円ほどです。
きれいな雑貨店なども日本と相場は変わらないことが多い印象でした。
夜市や市場、スーパーなどでは20元ほどから雑貨や食品を
購入することができるため、費用を抑えたい方にはおすすめです。
●実際はいくら現金が必要?
実際にいくら現金が必要なのか?というところですが、
結論から言うと1日あたり1300元(約6500円)ほど用意すると安心です。
交通費300元、食費600元、お土産など予備費400元を足して1300元、
という計算です。
そんなに必要なの?と思う方もいると思います。
しかし、台湾におけるクレジットカードの普及率は年々上昇しているとはいえ、
今も全ての場所で使えるわけではありません。
実際に筆者が台湾へ旅行した時にも、
食事や交通費、お土産を買う時など現金を使用するシーンがたくさんありました。
台湾の魅力はクレジットカードが使えない、ローカルな場所にあると思います。
夜市やふと目に入った商店で美味しそうな料理や素敵な雑貨に巡り合っても、
現金がなくて何もできない!
なんてことがあったら悲しいですよね。
また、帰り際に電車代が足りなくて急いで両替しなくちゃ、
なんてこともあるかもしれません。
せっかくの台湾旅行を十分に楽しむためにも、
少し多めに現金を準備しておくことをおすすめします!
●現金はいつ必要?クレジットカードは?
現金が必要な場面とクレジットカードでも大丈夫な場面をまとめてみたので、
ぜひ参考にしてみてください。
*現金が必要なシーン
観光に便利な台湾版SUICAである悠遊カード(イージーカード)ですが、
チャージする時にはクレジットカードが使えず現金が必要です。
また、夜市や市場、個人商店などでも現金が必要であることがほとんどです。
最近ではキャッシュレス決済に対応している場合もあるようですが、
使用できるかは不確実なためやはり現金があったほうがいいでしょう。
そのほかタクシーやバスなどの交通機関、
足ツボマッサージなどでも使えない場合があるようですので注意してくださいね。
*クレジットカードでも大丈夫な場所
現金でしかチャージができない悠遊カードですが、
購入自体はクレジットカードでできる場合があります。
また、デパートやホテル、高級なレストランでは
クレジットカードに対応していることがほとんどです。
観光客向けの土産物店でもクレジットが使えることがほとんどですので、
現金の持ち歩きをなるべく減らしたい人はこのような場所で
まとめて購入してもいいですね。
●まとめ
台湾旅行でいくら現金が必要なのか、
台湾の通貨や旅行の費用と一緒に解説しました。
現金は1日1300元を目安に、旅行の日程に合わせて準備するようにしましょう。
台湾では現金を使用するシーンが多いため、
少し多めに持っていくと安心ですね。
美味しいグルメや独自の文化と風景を楽しめる台湾。
今回の内容を参考に、ぜひ旅行を楽しんでくださいね!