【危険】猫の目の周りが「赤い」のはどうして?どのくらいで治るの?

みなさんは猫の目と言えばどのようなイメージをお持ちでしょうか?

黒目の大きさや形が忙しなく変化し、時に愛らしく、
また針のように細くなったかと思えば暗いところでは鋭く光って見えたり。

宝石の名前にも用いられている猫の目ですが、
見る場所、時間帯、その時々で見え方が違いまるで本当に宝石のようです。

そんな猫の目も、実は人間と一緒でとてもデリケートなんです。

この記事では猫の目の周りが赤くなっている時の理由をご紹介します!

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●猫の目の周りが赤いのはなぜ?

目のふちの粘膜が赤くなっている場合、眼瞼炎(がんけんえん)という
病気の可能性があります。

これは、目の縁(眼瞼)に炎症が起こっている状態です。

好奇心旺盛な猫は、冒険の時にほこりっぽいところに潜り込んでみたり、
外で過ごしている時に砂ぼこりが入ったりしますが、
そうすれば目を守るためにが出ます。

眼瞼炎の原因としてよく見られるのがアレルギー細菌感染
外傷によるものです。

涙で目が常に湿っている状態が続くと目の周りが赤くなり、
眼瞼炎を引き起こすと言われています。

稀に免疫の異常や全身の疾患でも引き起こすことがります。

心配な方は早めにお医者さんを受診しましょう。

●猫の目の周りが赤い時は、結膜炎も考えられます

結膜炎といえば、聞き馴染みのある方も多いのではないでしょうか?

我々人間の間でも珍しくない病名ですが、実は猫も結膜炎になるんです。

軽度なものは1~2日程度に自然に治っていくことも。

では、猫の結膜炎とはどのような症状なのでしょうか?

いくつか症例をあげていくのでチェックしてみてください。

*1.目の周りが赤く腫れる

眼瞼炎に続き、結膜炎も目の周りが赤くなります。

医療従事者でないと見分けがつき辛く、
早期解決の為にどちらも目薬は欠かせないので
いつもより猫の目の周りが赤いなと感じたら、
病院で診てもらってください。

*2.涙やけをしている

涙がたくさん出て濡れた毛(目と鼻の間)が、
茶色っぽく変色した状態を指します。

毛色の薄い猫の涙やけはわかりやすいです。

*3.目やにや涙が多い

涙が多い時は、泣いているの?
と思うほどに目の周りが濡れてびしょびしょになります。

目やにが増え、お昼寝から目覚めたら
上瞼と下瞼が貼り付いてしまっていることも。

もし固まってしまっていたら、
コットンやティッシュをぬるま湯にひたしてから軽く絞り、
固まった部分に優しく当てて、ふやかしてから
なでるように拭いて
くださいね。

*4.目をしきりにこする

家具の角に擦り付けたり、
自分で擦るために顔を洗う回数が増えたりします。

それでますます傷がついてしまうなんてこともあるので、
お医者さんに診てもらいエリザベスカラー(アニマルネッカー)も用
意しましょう。

●猫の結膜炎は人間にも感染るの?

猫の目の周りが赤い原因の一つである結膜炎ですが、
人間にはうつりません

ですが猫同士ではすぐに感染してしまうため、
多頭飼いをされてる方は結膜炎の疑いのある猫ちゃんを

一時的に隔離するなどの対処が必要になってきますので、
獣医さんの指示に従ってくださいね。

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まとめ

いかがでしたか?
猫の目の周りが赤い理由や、症例についてお話ししてきました。

見れば見るほど銀河を感じる、そんな猫ちゃんの宝石のように
輝く目に吸い込まれそうになるかもしれませんが、

いつにも増してうるうるな瞳が更に潤んでいるのを見かけたら、
「いつにも増して可愛いぞ?」「うーん、涙が出てるだけだしなぁ〜」
と思わずぜひ獣医さんに相談してみてくださいね。

猫ちゃんから見える世界が、いつも飼い主さんとお気に入りの場所と、
快適な視界であって欲しいですね。

かけがえのない二粒の星を守っていきましょう!

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