「北斗の拳2」とは?漫画サイドからみてみる
北斗の拳2とは、アニメ「北斗の拳」のセカンドシーズンにあたります。
漫画でいうところの「修羅の国」をメインに描いています。
今回はこのアニメ北斗の拳2で描かれた修羅の国に
スポットをあててお話したいと思います。
●数年後の世界、待っているのは強者と弱者に二分する行き過ぎた平和!!
冒頭でもお話ししましたが、北斗の拳2とは漫画でいうところの
修羅の国をメインとしたアニメ作品です。
ですが、修羅の国編に入るまでに2巻分ほどのお話があります。
ラオウとの死闘の末、勝利を手にしたケンシロウ。
拳王の支配から解放された世界で、平和が訪れます。
数年後、世界は貧富格差により強者と弱者に二分されてしまいます。
そんな中、レジスタンスとして活動するバットとリン。
乱世乱れる中、筋肉増強に成功したケンシロウが再び悪を懲らしめます。
そんなケンシロウの命を狙う賞金稼ぎアイン。
彼との出会いからアニメ「アニメ北斗の拳2」が描かれます。
アインは幼き娘アスカとともに旅をする賞金稼ぎ。
帝都に賞金首をかけられたケンシロウと相対するも敗北します。
その後、天帝を倒すためケンシロウと共闘し、
戦闘の最中で命を落とします。
横たわるアインを前に「わたしが泣くとパパが寝れないから」と涙を流さないアスカ。
世紀末の厳しさを感じる1シーンでした。
●生存率1%!!その名は「修羅の国」!!
アニメ「北斗の拳2」のメインシナリオである「修羅の国」。
修羅の国は北斗の拳18巻に掲載されています。
武の掟により統治された孤島。
15歳までに100回の死闘を繰り返し、生き延びた者のみが住まうところ。
そこでの男子生存率は驚異の1%!!
まさに修羅そのものです。
そこではヒョウ・ハン・カイオウによる3人の羅将が統治しています。
ヒョウは北斗琉拳の使い手であり、ケンシロウの実兄にあたります。
カイオウの策略により記憶を失い、ケンシロウの敵として相対します。
闘いの最中、記憶を取り戻したヒョウはカイオウと和解し、
その手の中で人生を終わらせました。
ハンも同様、北斗琉拳の使い手であり、常に野心を抱いています。
ケンシロウが北斗神拳伝承者と知り、闘いに身を投じます。
闘いの末、ケンシロウに敗れたハン。
修羅の国序盤の強い敵として印象に残りました。
カイオウもまた、北斗琉拳の使い手にして、修羅の国の王です。
北斗神拳伝承者候補ラオウ・トキの実兄にあたります。
アニメ「北斗の拳2」での最大の敵となります。
ケンシロウとの闘いの末、勝てないことを確信したカイオウは、
ラオウ同様、自身で最期を選びます。
●原作とアニメの違い
アニメ「北斗の拳2」では漫画とは違うところがいくつかあります。
ロックというキャラクターはご存知でしょうか?
アニメオリジナルのキャラクターであり、ヒョウの親衛機甲団と相対します。
力及ばず帰らぬ人となりますが、このロックというキャラクター、
北斗の拳2ではなかなかのイケメンキャラなのです。
ほかにも、修羅の国の王カイオウはラオウと再会しますが、
このシーンはアニメでは描かれていなかっったり、
原作では死ぬはずの子供たちが生存しているなど、細かな修正がされています。
北斗の拳2はカイオウとの死闘にて幕を下ろしますが、
原作ではボルゲ編が残っており、バットの活躍が見れないのも寂しいところですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
北斗の拳2とは、修羅の国をメインとしたアニメ作品ですが、
原作とはまた違った面白さがあると思います。
北斗の拳2は全152話。
一気に放送を見るもよし、原作に立ち返るもよしな作風となっています。
大人になったバットとリンが仲間を率いて悪を裁いていくシーンなんかも、
幼い2人を知っている読者としては感慨深いところでしょう。
語りつくせなかったですが、ほかにも魅力的なキャラクターはいっぱいいます!!
シャチ、ジャコウ、ファルコ、ルイ…
「北斗の拳は見たけど北斗の拳2はみてないんだよね」って人、
多いんじゃないでしょうか?
これを機に、少しでも名作を手に取ってみてはいかがでしょうか?