「ジョジョの奇妙な冒険」スティールボールランってどんな話?あらすじと面白さを解説!
荒木飛呂彦先生が書かれたスティールボールランという漫画があります。
タイトルには書かれていないのですが
ジョジョの奇妙な冒険の第7部に当たる作品だとされています。
この記事ではジョジョの奇妙な冒険第7部スティールボールランのあらすじと
面白い点を書きます。
スティールボールランを読んだ事がないという人や
すでに読んだ事がある人に「読んでみたい」「もう1度読んでみよう」と
思っていただけると幸いですので最後までお付き合いください。
Contents
●ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティールボールラン」のあらすじです。
舞台は19世紀、映画ジャンルの西部劇などと同じ開拓時代のアメリカです。
北アメリカ大陸を横断する総移動距離6000kmに及ぶレースが開催されます。
主人公のジョニィジョースターはレース参加者の1人である
ジャイロ・ツェペリに興味を持ち自分もレースに参加します。
様々な動機からこのレース「スティールボールラン」に参加するため
世界中から猛者が集まり激しい戦いが繰り広げられるのですが、
その裏で同時にアメリカ政府の陰謀が動き出しておりレース参加者達は知らない内に
その陰謀に巻き込まれていきます。
ジョジョの奇妙な冒険第7部ですが第1部~第6部までとのつながりは
はっきりとしていません。
ただこれまでの登場人物と同じ名前や似た容姿の人物が出てくるので
別次元における物語だと考えられます。
なのでジョジョの奇妙な冒険を全く読んだ事がないという人も
入り込みやすい世界観だと思います。
●ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティールボールラン」のここが面白い①
*バトルだけでなくレースの要素が加わっているので駆け引きや戦略を楽しめます。
これまでのジョジョの奇妙な冒険は世界を旅しながら
様々な登場人物の織りなす人間ドラマと多彩なバトルを楽しむ漫画でした。
「スティールボールラン」では旅、人間ドラマ、バトルに加えて
レースの要素が追加されているのが面白いです。
ただ目的地が決まっていてその道中で遭遇する敵と戦うだけでなく
いかに早くゴールに辿り着くかが重要なので
今までになかった戦略性が登場人物達に求められていて
それに挑む姿や考え方がそれぞれに違っていてとても面白いです。
●ジョジョの奇妙な冒険第7部「スティールボールラン」のここが面白い②
*過酷なレースの中で繰り広げられる人間ドラマがとても面白いです。
過酷なレースの中で参加者同士の協力や裏切りなど
様々な思惑が交錯していて面白いです。
また参加者全員が優勝する事での報酬を1番の目的にしているのではないところも
物語に深みを出していて面白いです。
参加の動機は自分の興味や好奇心を満たすため、自分の正義や信念に従うため、
報酬を手に入れて先祖から受け継いだ土地を買い戻すためなど
本当に様々な理由でレースに参加しています。
自分の利益や信念をはかりにかけつつ
「誰に味方をするのが良い選択か?」
「この人間と協力する価値はあるか?」
など作中では様々な登場人物の思惑が描かれていて
それがとても濃厚な人間ドラマを形作っています。
私が1番好きな登場人物はジャイロ・ツェペリです。
彼は恵まれた環境にありながら自分の正義を貫くために
あえて過酷なレースに参加しています。
その強い精神力と信念を持ちながらも
気さくで見ていて楽しい気持ちにさせてくれるそんな
二面性がとても魅力的で私も過酷な状況でも明るく振舞える
彼のようになりたいと強く感じました。
●まとめ
ここまでジョジョの奇妙な冒険第7部「スティールボールラン」のあらすじと
面白い点について書きました。
これまでのジョジョの奇妙な冒険とは大きく違った魅力を持った作品だと
感じているのでぜひ読んでいただきたいです。